今回は美味しい魚とか美味しいお肉とか美味しいカレーライスという、メインの食材に対してではなくメインの食材を引き立てるソースについて書いてみたいと思います。うちでは白身魚だけでなく、魚のフライを食べる時やエビフライ、チキン南蛮を食べる時には必ずタルタルソースで食べます。とんかつソースやウスターソースでも美味しいとは思っていてもやっぱり何か物足りない、そんな方はタルタルソースを試してみてください。
では始めます。
- 茹でタマゴを1個作ります。一般的に固茹でと言われているそれです。水をお鍋に入れてそこに生タマゴを入れます。これは沸騰したお湯に生タマゴを入れると熱さでタマゴを鍋に投げ入れる格好になってしまうため殻にヒビが入ってしまいます。そしてヒビのところからタマゴの白身が出てきてしまうためきれいな茹でタマゴができないからです・・・って、みなさんご存じですよね(笑)
- 茹でタマゴを均一につぶしていきます。黄身は放っておいても潰れて?崩れて?いきますが白身はそうではありません。よく言われるのは、まな板に茹でタマゴの白身を置いて包丁でコンコンとたたいて(切って)細かくつぶしていきますが、私の場合は茹でタマゴを丸のままボールに入れてフォークで黄身も白身もつぶしていきます。こうするとまな板がよごれないだけでなく、フォークの先端の間隔が均一につぶしてくれるのにちょうどいいんです。
- ラッキョウ漬けのラッキョウ3粒程度をみじん切りにします。・・・え?!ラッキョウ?と思った方も多いと思います。そうなんです。ラッキョウがタルタルソースに合うなんて誰も想像しないと思います。が、だまされたと思って何も言わないで漬けたラッキョウをみじん切りにしてみてください(笑)
- 「2」でつぶした茹でタマゴが入ったボールに「3」でみじん切りにしたラッキョウを入れます。その時にラッキョウ漬けのお汁もそのボールに入れます。量はみじん切りにしたラッキョウと同じくらいの量でいいです。それをスプーンでよく混ぜます。え?なんでフォークじゃないのかって?それはフォークだと先端の隙間から微妙に具材がこぼれてしまいうまく混ぜられないからです。上手にできる方はフォークでもよいと思います。
- 茹でタマゴとラッキョウのみじん切りが混ざったボールにマヨネーズと胡椒を入れます。量はお好みですが、私の場合はマヨネーズを茹でタマゴとラッキョウのみじん切りが混ざったものと同じくらい入れます。マヨネーズが少ないとラッキョウの酸味が勝ちすぎてあまりおいしくありませんし、マヨネーズが多いとマヨネーズが勝ちすぎてラッキョウの酸味を感じることができません。でも、これはお好みですのでみなさんのお口で決められたらよろしいかと思います。あと、胡椒はあまり入れすぎると辛すぎてお子さんが嫌がりますので、本当に適量がよろしいかと思います。そして、よーくかき混ぜたら出来上がりです。
- 盛り付け・・・と言っては大げさかもしれませんが、出来上ったタルタルソースは銀のしゃれた器に入れて食卓に並んだ黄金色のフライの横に置いておいてもいいですし、お店で食べる時のようにそれぞれの皿に盛り付けたフライに上品にかけてから配膳してもいいと思います。うちの場合はボールからタッパーにドバっと移してそのまま食卓に置いておきます。「食べたい人が食べたい量を自分で盛り付けてね」という感じです。
おいしいですよ。よろしかったら試してみてください。
(おまけ)
このタルタルソースは家族たちにも結構評判がよくて、うちではよく作ります。で、簡単に作れるように大量のラッキョウをクッキングカッターでみじん切りにしたものをラッキョウ漬けタレと一緒にビンに保管しておきます。そうすると茹でタマゴを作るだけで簡単にタルタルソースが作れます。よろしかったらみなさんもどうぞ。