みなさんこんにちは。先週田植えが終わりました。いつもはあと10日ほど遅く植えるのですが、今年は5月16日にしました。なぜ今年は10日も早く植えたかというと、台風の影響をなるべく少なくするためです。ご存じの通り、米、稲というのは細長い茎の上に実である米が実ります。その実はどんどん大きくなって垂れ下がっていきます。そこに台風が来るとひとたまりもありません。めったなことでは茎が折れることはありませんが、茎が折れなくても稲自体が倒れてしまい、稲が台無しになってしまいます。そこで今年は少し早めに植えて台風の影響を少しでも抑えようと思います。・・・本当にこれで台風の影響が少なくなるかどうかはわかりませんが、・・なにごとも、特に農業には正解はありません。セオリーはあるとは思いますが。でも、それも先人たちの経験から出てきたものだと思います。私には経験はありませんが、多少の事ではくじけない厚かましさ(?)があります。この厚かましさと行動力で色々やってみます・・・と、のっけからわけのわからない決意表明的なことになっていますが、今回はこんなことを書きたいのではなく、もっと楽しい・ことを書きたいと思います。
先週末の土曜日、大山(鳥取県の霊峰大山です)に行ってきました。車でのドライブではなく、バイクでのツーリングです。バイクと聞いて、「え?魚屋の親父がバイクに乗るの?」と思った方もいらっしゃるかもしれませんね。そうなんです、私若いころからずっとバイクに乗っていて今でも2台のバイクで楽しんでいます。「若いころからずっと」というのは少しだけ語弊がありますね。「ずっと」乗っていたのではなく、バイクは同じバイクをずっと所有していましたが、そのバイクは一時車検切れで車庫の片隅に眠っていました。ですので、ずっと「乗っていた」のではなく、ずっと「持っていた」ということですね。あ、それと「今でも2台のバイクで楽しんでいる」というのも少し違いますね。2台所有しているのは正しいですし、2台とも車検は継続していますが、1台は車庫の隅っこに毛布をかぶせて大切に保管していますので、楽しんでいるのは1台だけです。ややこしいですね、まあいいですか(笑)
ということで今回は2台のうちの1台、ホンダシルバーウイング600でツーリングに行ってきました。このシルバーウイング・・長いな、SWにします。SW600というバイクは今から20年くらい前に作られたバイクです。車だと20年も経ってしまうと「走れるのかな」と不安になってきますが、バイクは、結構古いバイクに乗っている方も多いですね。因みに、「もう1台」のほうのバイクも20年以上たっています。いや、20年どころでないですね。初年度登録が1991年12月20日ですので33年経っています。33年経っても普通に、いや普通以上によく走ります。最高速は220㎞/h程度ですのでそれほど早くはありませんが加速は凄いですよ、アクセル開けたらお尻が後ろに行きそうになります・・・ってそんな話はどうでもいいですね。
話を元に戻します。このSW600というバイクは排気量が600ccあるスクーターです。スクーターということはつまり、マニュアルミッションではない、言ってみればオートマのようなものです。通常バイクはハンドルの右側にアクセルグリップ、フロントブレーキレバー、左側にグリップとクラッチレバー、右側のペダル部分にリアブレーキ、左側のペダル部分にシフトペダルがありますが、スクーターというのはハンドルの右側にアクセルグリップ、フロントブレーキレバー、左側にグリップ、リアブレーキレバーが付いていて足のペダル部分にはなにもありません。バイクの加速減速は手だけでできてしまいます。くどいようですが、通常のバイクは両手両足を使ってバイクをコントロールします。が、スクーターの場合は、両手だけでそれをやります。ですのでバイクに乗り慣れない方でも結構気軽に乗れます。まあ、SW600は排気量が600ccで車重が250㎏もありますのでそんなに気楽には乗れませんが、少なくとも複雑な操作は不要です(・・複雑な操作は不要ですが、不用意にアクセルをあけたら大変です。このバイク、DOHC600ccで49馬力ありますので結構パワーがあります。最高速も一人乗りの場合ですが、180km/hまでは出ることを確認しています・・)。
この気軽に乗れるSW600に家内と二人乗りで大山に行ってきました。家内と二人乗りでも全くストレスのない加速です。また、シートは通常のバイクとは異なって厚めでしっかりしたものですのでおしりも痛くなりません。前のシート、後ろのシートとも腰の部分を支えてくれる構造になっているため乗っていても疲れません。それと、運転席と後席は高さが異なっていて、後席は運転席より10cmくらい高めになっていますので後席に座っていても前方の景色を見ることができるため退屈することがありません。おまけに、後席の背もたれ側に大きな物入れ(トップキャリー)をつけていますので、後席の家内はふんぞり返って乗っていることができます。
色々前置きが長くなってしまいまだスタートしていませんね(笑)実際の大山ツーリングの話は次回にしたいと思います。
そういえば、先週逆流性食道炎と戦うことを誓いましたが、そのことはそのことで実践しています。結構調子いいです。またいつかやったこととか、状況とかをお知らせしますね。はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。