みなさんこんにちは。
ビックリしましたよね、アメリカのトランプ前大統領・・というか11月の大統領選の共和党候補への銃撃事件。先週、7月13日午後(日本時間では7月14日午前)、何気なくテレビを観ていると『トランプ氏銃撃!!』と。そのまま観ていると演説中に「パン、パン」と音がしたと思ったら、トランプさんが右耳を押さえながら演台の下のほうにしゃがみ込むではありませんか。最初は何だかわかりませんでしたが(・・まあ、速報のテロップに『銃撃』と出ていましたのでわかってはいましたが・・汗)、その後、警護の人たちでしょうか、何人もの人たちがトランプさんに覆いかぶさるようにしながらトランプさんの周りに人垣を作っていました。トランプさんは右耳のあたりから右頬に向けてから赤い血のようなものが走っていて、物凄く怖い顔をしながら、小さく口をとがらせて何度も何度も拳を天に向かって振り上げていました。まるで「俺は強いんだ!俺は負けないんだ!」と言っているみたいに。そのあと、すぐそばにあった車に乗せられてその場を退避しましたが、その時も車に乗り込んだ後も拳を突き上げていました。
この映像はその日だけでなく、それから何日か色々なテレビ局で流されたため何度も観たのですが、この銃撃事件は、トランプさんの運の強さというか、神様からの期待というか、それがよくわかる映像でしたね。なんというか、少々大袈裟な表現を使うと、まさに神がかった感じがしますよね。
銃撃犯はトランプさんの頭部を狙って狙撃したようですが、ほんの一瞬トランプさんが顔を背けたその時に、さっきまでそこに頭のど真ん中、右側頭部があったそこには右耳だけがあって、銃弾はそこを通って・・右耳上部を通り抜けていったんですよね。トランプさんの耳は人並みのようでそれほど大きくはなさそうでした。例えば、スタートレックのスポックさん(ふ、古・・)のように耳が大きければ「すご!物凄い運がいいね」なのですが、ほぼペッタンコのトランプさんの耳では「え!?どうやって頭に当たらないで耳だけをかすって行ったの?」となりますよね。というか、私だけでなくテレビを観ていた私の家内も不思議がっていました。やっぱり神がかり的な何かなのかなと思ったりもしました。
トランプさんは大統領だった時、輸入関税を大きく引き上げたり、メキシコとの国境に高い壁を作ったり、NATO加盟国防衛の条件に相応の軍事費負担を求めたりと今までの大統領とはちょっと違った、ちょっときつめの政策をとっていたと思います。また、国内の演説でも外国訪問中でも結構厳しめの発言をしていたと思います。代表的なものに「アメリカファースト!!」というのがあると思います。この考え方や発言は今でも大きくは変わっていないとは思います。・・が、今回の銃撃事件後、なんか少し、ちょっとだけやんわりになってきたような気がしないでもありません。
今までであれば銃撃後最初の演説では「俺は強い!神に守られた!神は俺に大統領になってアメリカファーストを貫き通せ!と言った」というようなことを言いそうな雰囲気を持っていたと思うのですが(・・たぶん・・想像です・・汗)、実際には「(自分は)米国の半分ではなく、米国全体のための大統領になる」と共和党支持者に対してだけ頑張るというのではなく、共和党支持者も民主党支持者も関係なく、アメリカという国を栄えさせるために大統領になると言っているんです。そして、「反対意見を犯罪化したり、政治的見解の不一致を悪魔化してはならない」とまで言っているんです。これは自身が凶弾に倒れるかもしれなかったことを指しているのであれば、凄いことですよね。死んでいてもおかしくなかったことに対して、「反対意見を犯罪化してはいけない」、「政治的見解の不一致を悪魔化してはならない」と冷静に説いているのです(この事件に関するコメントではないかもしれませんが、この事件に関するコメントとも取れます)。
銃撃事件からトランプさんの何がかわったのでしょうか・・、わかりません。ひょっとして大統領選の作戦なのかもしれませんが、少なくとも今までのトランプさんであれば今回の事件を絶好のチャンスととらえて大きくアピールしていたのではないかなと思います。それがここまで冷静に受け止め、ここまでゆったりと構えて、ここまで人を安心させるコメントを言わしめるというのは、やはり何かが変わったのではないかと思います。日本のしかも鳥取の片田舎のただの魚屋のおじさんが、アメリカの選挙の事をとやかく言うつもりはありませんし言ったとことで何も変わりません。が、もしトランプさんが大統領に当選しても、前回のように世界中が大混乱に陥る(・・と言っては大袈裟でしょうか・・汗)ようなことはないのではないかな?と思っている自分がいます。うーん、どうでしょう。皆さんどう思われますか?
・・・うーん、アメリカではトランプさんは事件前と変わらないと言われているそうです。実際はどうなのでしょうか・・・
こういった公の場、多くの人の目に触れる場所で個人の政治信条について述べるのはよろしくないそうです。が、これは私の政治信条とは関係なく銃撃事件について感じたことを書いただけですので(汗)。
はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。