2024年9月16日週:趣味

みなさんこんにちは。今日は趣味について書いてみたいと思います。
 突然ですが「あなたの趣味は何ですか?」と聞かれたらどう答えますか?恐らくみなさん普通にドライブとかテニスとか読書と答えられると思います。・・・で、よく考えてみると、このドライブとかテニスとか読書って全く違うものですよね。ドライブは車に「乗る」ものですし、テニスはラケットを持ってボールを「打つ」ものですし、読書は本を「読む」ものですから、乗り物を操ったり、自分で体を動かしたり、ゆっくり座って目と頭で楽しんだりと全く違います。でも、同じ「趣味」なんですよね。では、趣味っていったい何でしょうか。改めて聞かれると、ちょっとすぐには答えられないですね。そこで趣味について調べてみました。今回もウィキペディアさんにお世話になりました。
 趣味は以下の3つの意味を持つ
  1.人間が自由時間に、好んで習慣的に繰り返しおこなう行為、事柄やその対象のこと。
  2.物の持つ味わい・おもむきを指し、それを観賞しうる能力をもさす。調度品など品物を選定する場合の
  美意識や審美眼などに対して「趣味がよい / わるい」などと評価する時の趣味はこちらの意味である。
  →#美学用語の「趣味」
  3.人間が熱中している、または詳しいカテゴリーのこと。
 あれ?「繰り返し行う行為」とか「カテゴリー」ですか、なんかイメージしたものと違いますね。「熱中してやること」とか「それをやることにより心を楽しくしてくれるもの」なんて言う言葉を期待していたのですが・・・。まあいいですか。要は、好きで、好きだからこそそれをいつもやっていて、やっていると幸せな気持ちになれるものということです。ここではそういうことにしておきましょう。
 この趣味というのはそれこそカテゴリーだけでもものすごい数があるんです。趣味サーチというサイトがありまして、そこでちょっと調べてみたんですが、なんと16+αのカテゴリーがありました。この際ですので全部書いてみます。スポーツ、観戦・鑑賞、収集、旅行、グルメ、アウトドア、作る、育てる、美容、音楽、芸術、ダンス、特技、ゲーム、学ぶ、稼ぐ、の16です。あとカテゴライズするのが難しい、その他というのがありました。
 こうしてみてみると、このカテゴリーすべてなるほどとうなずけるものばかりですね。スポーツをやったり映画を鑑賞したり切手を集めたりするのも趣味でしょうし、食べ歩きもキャンプも物作りも花を育てたりもそうですし、その他もやっぱり「趣味」なんだと思います。みなさん色々なことをやって、楽しんで、癒されているんですね。いいですね。

 ここで、私の趣味について少し書かせていただきたいと思います。私の今の趣味はゴルフです。実際にはゴルフだけでなく、バイクをいじったりバイクでツーリングに行ったり、クルマをきれいにしたり、読書をしたりと結構たくさんあるのですが、先ほどの定義である「好きで、好きだからこそそれをいつもやっていて、やっていると幸せな気持ちになれるもの」からすると、いつもやっているのはやっぱりゴルフです。
 実際にはゴルフコースで仲間のみなさんとラウンドできるのは月一回だけですが、ラウンドできないときは何かしらゴルフに関係することをして楽しんでいます。グリーン周りのアプローチの練習をしたり、素振りをしたり、クラブを磨いてみたりとそういうことをしていると幸せな気持ちになれます。変わったところではゴルフ番組の懸賞で当たったゴルフボールを眺めて悦に入ったりもしています。
 ちょっと話は逸れますが、私、ゴルフ番組の懸賞は2回当たったことがあります。1回目は、今は放送終了になってしまいましたが、山陰中央テレビ(鳥取、島根で放送)でやっていた、松澤知加子プロの「ゴルフパラダイス」という番組のゴルフボールです。この番組は恐らく初めて山陰地方のローカルテレビ局が企画したものですが結構面白かったです。2回目はサンテレビ(神戸)で今も放送している、高橋勝成プロと元阪神タイガースの真弓明信がやっている「真弓勝成のエキスパートゴルフ」という番組で番組のロゴが入ったゴルフボールが当たりました。当たったゴルフボールを眺めたり磨いたりするだけでなんとなく幸せな気持ちになれたりします。
 そういえば、ゴルフは実際にラウンドするだけでなく、テレビで放映されるプロのゴルフトーナメントを観るのも好きです。それだけでなく、ゴルフのレッスン番組を観るのも好きです。BSテレビ東京で毎週日曜朝8時から放映されている「ゴルフ侍」という番組も好きですね。この番組はアマチュアゴルファーがシニアプロゴルファーとマッチプレーで勝負する番組で、レッスン番組ではありませんが観ていて面白いですね(今はこの時間は魚市場に行くためタイムリーでは観られませんが)。

 先ほど趣味について16のカテゴリーがあることを書きました。・・・あれ?よく考えてみると趣味って先ほどのように一つのカテゴリーで区分けされるものではないような気がしてきました。ゴルフは16あるカテゴリーの中ではスポーツに区分けされていました。スポーツというカテゴリーは自身で実際に体を動かして、そのスポーツをやるものでした。私の場合はラウンドや練習などで自分自身の体を動かすこと(スポーツ)もやりますし、ゴルフ用品を集めること(収集)もやりますし、ゴルフ番組を観ること(観戦)も好きです。それだけなく、次回のラウンドに向けて作戦を練ったり頭の中でイメージトレーニングをするのも好きです。ひょっとしてゴルフだけでなく他のスポーツ、いやスポーツだけでなく読書を趣味にされている方も同じなのではないでしょうか。好きな作家の本を読むだけでなく、その作家に関する本だけでなく色々なグッズを集めたり、その作家に関する記事があったらそれを探してきて読んだり。或いは、バイクにしても、乗るだけでなく修理したり、そのバイクに関連する部品を集めてみたり、そのバイクの写真を撮ったりと、趣味として色々な楽しみ方をされていると思います。
 趣味とは実際に体を動かそうと動かすまいと、自身がそのことをやろうとやるまいと、そのことをやっていると、いや考えているだけでも幸せな気持ちになれて、嬉しくて、落ち着くものなのかなと思います。最初に趣味の定義を書きましたが、これもあえて定義するとすればということで、定義なんかしなくてもいいのではという気持ちになってきました。趣味は趣味です、はい。
 よくテレビのお見合いシーンとかで「ご趣味は・・?」というのがありますが、あれがいけないのでしょうね。「趣味」というとご大層で物凄く高尚で誰に言っても恥ずかしくないものとして持っていなければならないように感じてしまいますが、先にも書きましたが趣味は「好きで、好きだからこそそれをいつもやっていて、やっていると幸せな気持ちになれるもの」(これは趣味の定義ではなくほんわかとした感覚です)ですので、どんな趣味であろうとどんな楽しみ方であろうといいのではないかと思います。それが人様に迷惑をかけないで、ちょっと格好いい言葉で言うと公序良俗に反しないで、その人が幸せな気持ちになるのであればそれでいいのではないかなと思います。
 みなさん、趣味を楽しんで幸せな気持ちになりましょう(笑顔)

 はい、趣味について書いてみました。それでは次回も乞うご期待です。さようなら。
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