みなさんこんにちは。なんだか株価や為替が大変なことになっていますね。株価は4日の終値が3万4千円を割ってしまいました。ついこの間まで3万9千円台だったのに・・・。原因は、アメリカの相互関税だそうですが、これとんでもないですよね。24%という税率もそうですが、算出根拠が不明瞭で単にアメリカの日本に対する貿易赤字額の比率で逆算したようなことが言われています。新聞やニュースで報道されていますので多分そうなのでしょう。なんだかな~・・ですよね。その影響で日本だけでなく世界中の株価が下がって経済大混乱です。困ったもんです。
と、今回は貿易赤字の事でも相互関税の事でもアメリカ大統領のことでもありません。全く関係ありませんが、男性と女性の脳みその違いについて書いてみたいと思います。
◆きっかけ
先日どうでもいいことで奥さんと言い合いになりました。なんで言い合いになったのか思い出せないのですが、結局たいしたことではなかったのだと思います。・・・いや、この内容を思い出さないと今回のテーマである男性脳と女性脳の話を進められませんので、もう一度思い出してみます。
少しずつ思い出してきました。たしか、子供のことだったと思います。子供が、何についてだかよくわかりませんが、何かに悩んでいたようで、そのことについて奥さん(お母さん)に話していたのだったと思います。
「ねぇお母さん聞いてよ、この間〇〇があって、その時に私は□□したんだけど、そこにいた△△さんが〇□と言ってきたから、・・」と話し始めたんです。それを聞いた奥さんは「へぇーそうだったんだ、大変だったね」とだけ言っていました。正確には、奥さんは子供に対してもっと何かを言っていたと思うのですが、具体的に何かをどうにかすることについて話しているのではなく、「へぇー」とか「そうか」とか「大変だね」とだけ言っているように見えました。
それを聞いていた私は・・・あ、うちは少し変わっていて、よほどのことがない限り、電話はスマホをスピーカーにしてその辺にポンとおいて話をします。その方が台所仕事をやっている時とか、パソコンで入力している時に便利ですので。で、ついつい自分に関係のない会話に対しても反応してしまいます・・・話を戻しますね。それを聞いていた私は奥さんに対して、「あのねぇ、そんな、へぇーとか、そうかとか、大変だね、なんて言っているだけだったら何にも解決しないだろう」と言いました。そりゃそうですよね、子供が困って相談してきているのに、会社?家庭?子育て?で色々大変な?面倒な?しんどい?思いをしたからこそ「何とかしてー」と電話をしてきているのに。
それなのに「へぇー」とか「そうか」とか「大変だね」だけって。私から言わせると子供の相談に対して真面目に考えていない、子供の相談を軽く受け流しているように見えてしまいます。自分で言うのもおかしいですが、私は今まで、子供が困っていたら必ず解決のための何かを出してあげていたと思います。それがアイデアを含めた言葉の時もありますし、私自身が体を動かして子供にとって必要な何かを行動したり、或いはそれが出来ないときには慰めてやるとか・・・こういうことは自分で書いていて恥ずかしくなりまるものですね:冷汗・・・。ところが奥さんは、やっぱり、「へぇー」とか「そうか」とか「大変だね」と、どうにかしてあげようではなく、聞いているだけなんですよね。私からすると「それはおかしいだろう」ですが、奥さんからすると「全然おかしくない」となるんです。確かこんなようなことの言い合いだったと思います。
◆男性の思考と女性の思考
その時奥さんが続けてこう言いました、「あのね、あの子は聞いてほしいだけなのよ。何かをどうこうしてほしくて電話してきているのではなくって、あったことを家族に聞いてほしいだけなの」。でも私は「いやいやそんなわけないだろ、電話の声は本当に嫌そうな感じだったし」です。こんな会話を暫く続けていたのですが、最後に奥さんはこういいました。「あのね、男の人と女の人は違うの」と。
男と女は違う。うーん、確かにそうかもしれません。以前どこかで聞いたことがありました。男性思考と女性思考、男性脳と女性脳、解決脳と共感脳。こんな感じだったと思います。恐らくどこかの偉い学者さんがこれらについて論文を発表していると思うのですが、私はそういった学術的な話はどうでもよくて、なんで男性は「何とかしてやろう」「こうすれば解決できる」と考えるのに、女性は「そうか、大変だね」「早く良くなればいいのにね」という思考になってしまうのだろうという事がとても気になりました。そこで少し考えてみました。
◆男性脳と女性脳
男性脳と女性脳というか、男性と女性の思考というか、そこらあたりの男と女の違いについてよくわからないため、ちょっと調べてみました。色々なサイトに色々な話が載っていましたが、今回のような相談事、悩みごとへの対応男女の違いが分かりやすかったです。ちょっと書いてみますね。
悩み事か何かで相談を受けた場合、男はまずその相談事の問題点を見つけることを始めます。そしてその問題点が発見されたら、発見できなくても、問題点或いは問題点と思われる点をどうすれば排除できるか、どうすれば軽減できるか、どうすれば解決できるかと考えます。そして、その解決策を相談相手に対して提示しようという思考になります。例えば、「仕事で○○について困っている」という相談事であれば、〇〇の何が問題なのか、○○は排除できるのか、できないのであれば○○は軽減できるのか、軽減できないとすれば何か代替策はないのかというように、どうすればその問題を解決できるのかという思考になります。これは、明確にどこかの論文に書いてあるという事ではないのですが、私自身がそういう思考になりますので、多分男性脳、男性思考というのはそういうものなのではないかと思います。
で、女性が相談を受けた場合は、その相談の問題点が何かとか、何に一番困っているのかとか、その困っていることを少なくするにはどうすればいいか、というようなことは考えないで、相談されたこと、その悩んでいること自体、その悩んでいる事からくる嫌な気持ちとかに対して共感してあげることが一番に来るようです。
今回の子供からの電話の例でいくと、「ねぇお母さん聞いてよ」と子供から言われた時点で、「聞いてあげよう、まずは、聞いてあげよう」と共感する準備が整って、「この間〇〇があって、その時に私は□□したんだけど、そこにいた△△さんが〇□と言ってきたから、・・」と話が始まっていくと、○○に対してとか□□したことをどうこうしようとか、△△さんが良いとか悪いとかは関係なく、「へぇー」とか「そうか」とか「大変だね」と聞いてあげよう、共感してあげよういう思考になっているようなのです。それは意図して、意識して、自分で身構えてそうやっているのではなく、極々自然に、とても当たり前に、普通に聞いてあげて、共感してあげているのです。
あ、繰り返しになりますが、このことについて私はどこかの偉い学者さんの論文を読んだわけでも、凄く有名な学者さんのサイトを見たわけではありません。ありませんが、奥さんの今までの行動がそのようになっていますのでそう感じているだけです。でも、いろんなサイトを見てみると同じようなことが書いてありますので、やっぱりそうなのだと思います。
男性脳と女性脳、男性型の思考と女性型の思考、どっちがいいとか悪いとかではなく、どちらも素晴らしいと思いますし、どちらもその時々に適切な対応(思考)をすればそれが一番いいのではないかと思います。仕事の時には仕事の時なりに、家庭での会話の時には家庭での会話の時なりに、です。
◆おまけ(反省も含めて)
今回私は子供の電話の件について考えたことで、少しだけ大人になった気がします。それまでは、「なんでへぇーだけなんだ?なんでこうすればいいよとアドバイスできないんだ?」と思っていたのですが、子供からすると母親に聞いてもらうことで、安心してまた次に向かっていけるという事でホッとする。母親としても「良かったあの子の悩みを聞いてあげることが出来て」と安心する。と。両方とも気持ちが良くなることが分かりましたので。
「でも、本当に困ったらどうするんだ?」と家内に聞いたら、「心配しなくても、その時は『何とかして、助けて』と言ってくるから大丈夫」という事でした。これを聞いてさらに納得でした。
はい、今回は私が家族にもらった気づきについて書いてみました・・・こんな話でしたっけ?(笑)
それでは次回も乞うご期待です。さようなら。