2025年6月2日週:あるテレビ番組制作会社の方に考えさせられました

 みなさんこんにちは。先週末5月30日を以て今期の底引き網漁が終わりました。底引き網漁というのは海底200m~500mの深海に網を垂らして海底近くにいる魚やイカ、タコや貝を獲る漁です。鳥取県岩美町網代港特産の・・・と言っていいと思うのですが・・・赤ガレイやモサエビ、白ハタや赤エビといった珍しくて美味しい魚たちを獲ってきてくれる漁です。うち(澤鮮魚)のサイトにも赤ガレイや白ハタの簡単煮付けを載せていますが本当に美味しいですよね。
 その漁も9月1日までちょっとの間お休みになりました。たぶん、資源保護のためだと思うのですが、私は資源保護のためだけでなく漁師さんの体のためにもいいのではないかと思います。知り合いの漁師さんに聞いたのですが航海(漁)の時はそれこそ寝る間もなく働いているそうです。寝るどころかコーヒー1杯飲む時間もないそうです。それが、1航海3日から4日で帰港して1日程度休んでまた出港と、本当に大変だそうです。これがカニ(松葉ガニや親ガニ、若松葉ガニ)の季節になったらもっと大変だそうです。そんな大変なことを1年中続けていたら体が壊れてしまいます。そのためにも漁師さんの休養のためにも底引き網漁の休漁というのはとても大切なことだと思います。漁師さん、9月までゆっくり体を休めてください。昼寝もよし、読書もよし、パチンコもよし、ゴルフも良いですね。心と体のリフレッシュをどうぞ。

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 話は変わりますが、最近テレビを観ていてとても気になるコマーシャルがあります。たぶんみなさんも「確かに」と思っていただけると思うのですが・・・。
 消費者金融の〇イ〇ルさんです。こちらの会社のコマーシャルは、あの大女優さんが板前やバスガイドなどの色々な人物に扮しては「あんたそこに愛はあるんか」を問いながら、「あーいが♪いちーばん♪」というフレーズで終わります。みなさんこれ気になりませんか?私はとても気になって気になって仕方がありません。消費者金融会社のコマーシャルだから「ご利用は計画的に」ということだと思うのですが、「そこに愛はあるのか?」と問われると、「え?何それ」となってしまいます。
 消費者金融会社のコマーシャルと言えば、お笑い芸人の千鳥さんが出演しているレ〇クさんのコマーシャルも気になります。体験入門したジムで大吾さんが指導員に指導を受けているところでノブさん扮する色黒で髭のおじさんがちょこっとずつ出てくるシーンに心の声で「誰?」「誰?」を問いかけていて、最後に「オーナーのノブじゃ」のシーンが流れると大吾さんの「このジムやめとこ」で終わるという不思議な流れです。あと他にも、タモリさんの楽屋控室でタモリさんのメガネがなくなったということで、その辺りにいた関係者や千鳥のお二人が眼鏡を探しながら、出てきた変なメガネをタモリさんにかけさせて「これじゃないだろう」「そんなわけないだろう」とか「マリックさんのメガネだろう」とかやっていて最後には昔流行った髭付き丸眼鏡の笛を吹いたら長い紙風船が横に伸びるとのもあります。何も知らないで初めて観るとレ〇クさんのコマーシャルとは気が付かないと思います。それとも、鳥取県だけは何かの部分がカットされていてそこにレ〇クさんのコマーシャルと分かるものがあるのでしょうか。いずれにしても何とも言えない不思議感を感じさせられてしまうコマーシャルたちですよね。あ、そういう意味で行くと、「不思議だな?」と気になってしまうのですから企業のコマーシャルとしては大成功ということになるのでしょうね。うーん、さすがです。

 テレビと言えば、少し前テレビ番組制作会社の方から連絡をいただきました。その方によるとご自身が携わっている番組にうち(澤鮮魚)の商品を使いたいが、サイトには「ご注文(お支払い確認)後発送まで7日程度」と書いてある。収録に間に合わないから何とかならないか、ということでした。具体的な番組名や商品名はちょっとこの場では差し控えさせていただきますが、有名な方が出演される番組で使うとのことでした。
 このテレビ番組制作会社の方に限ったことではないのですが、うちはお客様からご注文をいただいた際にはできる限り早くお送りさせて頂いています。特に冷凍庫に在庫がある商品だとご注文(お支払い確認)後最短でその翌日には発送させて頂いています。米は米搗き(精米)が必要になりますので翌々日の場合もありますが、配達が早く終わった時はご注文翌日に搗いて(精米して)発送したこともあります。ふるさと納税も同じです。ご注文を頂いたら冷凍品で在庫があるものはすぐに発送しますし、ちょっと変わったところでカニ茹で等加工が必要なもので賞味期限・消費期限が短いものは、お客様の受け取り日を考慮して、土曜日もしくは日曜日に受け取りができるように発送するために茹で日を調整して発送します。
 と、極力お客様にとって一番良いであろうと思われるやり方で対応させて頂いています。先にも書きましたが、今回ご注文のテレビ制作会社の方に限ったことではなく、極々普通に当たり前に対応させて頂いています。そんな中でも、今回はさらに最短日程で対応させて頂きました。注文日の当日、配達が終わったら事務作業もそっちのけで、速攻で対応させて頂きました。速攻という言葉はこの場合あまり相応しくはないかもしれませんが、でも攻める気持ちで大急ぎで対応させて頂きましたので、まあ速攻です。
 この方とても丁寧な対応をされる方で、収録日程、うちからご購入いただいた商品の採用可否、放送予定日とか色々とご連絡をいただきました。メール文面もとても丁寧で誠実さを感じさせられるものでした。とても好印象をもってしまいました。こちらの制作会社さんのサイトを拝見し製作されている番組を観てみたのですが、聞いたり観たりしたことがある番組がたくさん載っていて、よくは分かりませんが視聴率も良さそうな番組がずらりと並んでいました。やっぱり、担当の方がしっかりしているから番組も視聴者が楽しい、面白いと思うものが作れるのだろうな、と勝手に思っています。

 ところで、5月5日週のこのコーナーに「サービス」について書いたと思うのですが、うちはサービスで迅速対応をしているわけではありませんし、サービスということではなくお客様のことを考えてお客様にとって何が一番良いか考えて日々やっています。この番組制作会社の方が書かれたメールの文面というか丁寧な言い回しを見たり、ご連絡頂いている内容を見ると、もう一回サービスについて考えてみたいなと思いました。
 この方はお客様の立場ですが、店(うち)に対して丁寧で相手(うち)を思いやる対応をして頂いています。これはサービスのもう一つの意味かもしれないと思いました。5月5日週に書いた通り、サービスというのは「モノが残らず、‟効用”や‟満足”などを提供する、形のない」ものということです。つまり、それをされたときに相手が何かの効果があったり、満足感を得られるというものということになると思います。これってやっぱり「相手」に対する思いやりから生まれるものなのではないかと思います。思いやる気持ちは持とうと思っていなくても、無意識の中ででも思いやっているからこそできることなのではないかと思います。
 うちがそれをできているかどうかは分かりませんが、いつもうちは「極力お客様にとって一番良いであろうと思われるやり方」を考えています・・・というか考えたいなと思っています。
 なんか決意表明みたいで変な終わり方ですが、まあ今回はこんな感じです。

 はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。
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