2025年7月21日週:大阪万博行ってきました

 みなさんこんにちは。このコラムを書いているのは7月20日(日)です。今日は第27回参議院議員選挙の投票日&開票日です。みなさん選挙・投票に行きましたか?先週も書きましたが今回の選挙はこれからの日本の未来を決める大切な選挙です。投票がまだの方は急いで行ってきたほうが良いと思います。ぜひ投票に行って、あなたの1票が選挙にどのような結果をもたらすか、楽しみながら待っていましょう。因みに私は先週火曜日(15日)に期日前投票を済ましてきました。仕事の都合で日曜日に投票できないこともあり、ここ最近はほとんど期日前投票です。投票日当日のあの緊張感たっぷりの投票会場とは違いますが、その分気持ちにゆとりをもって投票できました。あ、今からでは期日前投票は無理ですが、投票まだの方は是非投票をしてきたほうが良いと思います。

 ということで、今回は大阪関西万博の話です(・・今日は良いペースで本題に入れました・・^_^;)。
 少し前大阪関西万博に行ってきました。私が行った日は平日で、今ほど暑くはありませんでした。当日は少し雨交じりの空模様でした。それでもお日様も時折雲の合間から顔を出し、しっかりとお日様の、太陽の存在感を表している、そんな日でした。その日の来場者数は10万5千人だったそうです、会場の広さは155haです。だいたい400m×390mの長方形と同じ広さということになります。因みに大阪城公園は105haですので大阪城公園のざっと1.5倍です。USJと比較しようと思ったのですがUSJは中に入ると広さが分かりませんので大阪城公園にしました。よくテレビで全景が映っていますものね。まあ比較対象はなんであれ、まずまずの広さということが分かったと思います。
 この155haの広さに10万5千人です。1ha(100m×100m)あたり678人ということになります。まあ、この10万5千人というのは朝の開場から夜の閉場までに来場した人の数ですから、「ずっと」ということではありませんが、1haあたり700人近くの人がいたということになります。この155haというのは会場全体の広さです。万博会場の中には各国のパビリオン、レストラン、トイレ、ショップ、郵便局、ゲートと各種建物がありますので来場者が自由に歩ける場所は155haの半分くらいのものではないでしょうか・・?見た感じそう思いました。
 率直な感想としてはあの施設に10万5千人は多いと思います。・・・ここまで会場の広さについて書いておきながら「率直な感想としては」というのはおかしいですが。でも、率直な感想としてあの施設に10万5千人は多いと思います。日本人は人が集まるところに行くのが大好きな民族ですし、勤勉で且つ謹厳実直を旨としていますので、普段真面目にコツコツやっている分、娯楽というかイベントというかそういったものがあるとついつい熱くなってしまうところがあると思います。だから、平日にもかかわらず多くの来場者があったのかな?と勝手に思っています。・・・私の勝手な思いだけを喋ってばかりではいけませんので、万博レポートに戻ります。

 入場するまでにかかった時間は、正確には分かりませんが1時間近くはかかったと思います。始発から2番目の駐車場-会場間のシャトルバスに乗って行きましたので、開場時間午前9時の40分前にはゲート前に並んでいました。
 私たちのグループの前には既に5百人、いや千人、ひょっとすると1千5百人は並んでいたかもしれません。1㎡に3人くらい立っていた感じでした。千㎡、10m×50mくらいの広さは十分にありましたのでそれくらいはいたのではないかと思います。開場の午前9時になったのですがなかなか進みません。やっと進みだしたと思い前を見てみるとQRコードで受付をしていました。それ自体はいいアイデアだと思うのですが(・・今どき普通か・・)、持ち込みのペットボトル、水筒といった水物の成分チェックに時間がかかっているようでした。大した検査をしているようには見えなかったのですが。うーん、確かに大事なのだとは思うのですが、もう少し工夫したらよかったのかもしれませんね。例えば検査用台に来場者が来る前に係員を何人か出して予め水筒をカバンから出させるとか水筒をケースから出すとかの準備をさせる、とか。
 中に入っても大変でした。広い敷地に結構な数のパビリオンがあるのですが、そのパビリオンからパビリオンへの移動はすべて足です。歩きもしくは駆け足で行くしかありません。車いすに乗っていた方もいらっしゃいましたが基本はみなさんご自分の足です。都会の方は分かりませんが、田舎に住んでいると自分の足で歩くことはめったにありません。殆どが車です。仕事に行くのも車、ちょっとコンビニも車、郵便局に切手を買いに行くのも車という感じで歩きに慣れていません、ですので本当に大変でした。
 例えば羽田空港にあるようなアンパンマンの音楽が流れている電気自動車のようなものをもう少し連結を多くして多めに乗れるようにしたものを走らせるとか、有料でもいいから電気で動く少し小さめのバスを会場内に走らせるとかすればいいのではと思ってしまいました。歩きは本当に大変でした。
 大屋根リングというところにも上がってみたのですが。これが結構な大きさです。直径が600mくらいあるそうですが見た目には直径1㎞はありそうに感じました。本当は1周したかったのですが、歩きに慣れていないのもありますが、そのころにはお日様はちょこちょこ顔を見せる状態ではなく、いつもニコニコしながらこちらを見てくれていたため暑くて暑くてとても歩いてみようとは思いませんでした。
 そうそう、昼食時はレストランが混雑するということは聞いていましたので、早めの昼食を摂ろうということになり、食べるところを探しました。すると、時間が午前11時の前ということもあり、広いレストランだったのですが、人の姿はなくガラーンとしていました。何気なくメニューを見てみると、○○ランチ的なものが3,500円くらいで、生ビールが2,000円と書いてありました。・・・私、高級なレストランとかにはあまり行ったことがないため食事はよくわかりませんが、生ビール1杯2,000円というのはどう考えても高いです。普通の居酒屋なら高くて800円です。大阪京橋の安い居酒屋なら500円です。それが2,000円って。おまけに、そこには「座席指定料550円」と書いてありました。つまり何も頼まなくても座っただけでおひとり様550円です。その時私たちのグループは6人いましたのでそれだけで3,300円です。大阪京橋なら生ビールを6杯飲んでもおつりが来ます・・・ってそれは冗談ですが、ちょっとさすがに高すぎると思って、他を探しました。結果的にはうどん屋さんで一人1,500円くらいの冷やしうどんを食べました。3,500円のランチについては、食べていないため味は分かりませんが、1,500円の冷やしうどんは美味しかったです。それとその店は生ビールが800円でした。とても良心的に感じました。
・・・
 と、ここまで関西万博の悪いところばかり書いてきたような気がしますが、いいところもたくさんありました。まずは、万国博覧会というだけあって、色々な国のニオイを感じることが出来ました。鼻で嗅ぐニオイではなく体や肌で感じるニオイです。異国情緒というのとは少し違うのですが、各国パビリオンなりのニオイを感じられました。オランダ館の水のニオイ、UAE(アラブ首長国連邦)館のヤシやラクダのニオイ(臭いではなくニオイです)、オーストラリア館の海のニオイ・・・。これは行ってみないとわからないと思います。
 あと、なんだかんだ言って、家族連れには優しかったです。小さな子供やお年寄りがいる家族が優先的に入ることが出来る休憩所。広々としていて空調も気持ちよく効いていて。こんな場所があるならもっと大きく案内板に書いておけばいいのにと思ったほどでした。

 結局私たちは、疲れのため朝9時に入場して14時には退場してしまいましたが、体力と休憩場所さえあれば夕方まで頑張れたと思います。これから万博に行かれる方、しっかりと体力をつけて暑さ対策を万全にしてお出かけください。良い万博パビリオン巡りを。

 はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。
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