2026年1月19日週:そういえばこんなこともあったな・・・(深夜のホテルで)

 みなさんこんにちは。なんだか政治の世界が慌ただしくなってきていますね。どうやら衆議院が解散されるようですね。今衆議院は自民党が連立を組む日本維新の会と合わせて、ぎりぎり過半数の233議席です。参議院では日本維新の会と合わせても過半数を割っています。安定した政権運営を図るために一度衆議院を解散して大幅議席増を狙うのだと思うのですが、果たしてそんなにうまくいくのでしょうか。
 高市政権の支持率は依然として70%台後半という高い支持率になっていますが、自民党の支持率は30%台前半と低いままです。そんな状態で解散しても国民のみなさんが自民党に投票するのかどうかわからないですよね。それに、今は選挙よりも予算成立に向けてやることがたくさんあると思うのですが・・・。
 と、そうかと思うと自民・維新のことだけでなく、立憲民主党と公明党が合体して新しい党を作ると息巻いていますよね、「中道改革連合」という物々しい党名で。これもよくわかりません。立憲と公明のそれぞれの政策が違うのに一緒になって本当にうまくいくのだろうかと思います。分かりやすいところでは憲法改正について、片や「改憲はダメ」、片や「まあ状況によってはありかも」。とか原発についても「絶対ダメ」と「まあ、ありかも」と両党の政策は異なっています。こんな党同士が一緒になってうまくいくのでしょうか・・。しかも「選挙があるかも」という噂が出てから合併の話がでてきたようですが、そんなので本当にうまくいくのでしょうか。「選挙のため?」と思われても仕方ない感じですよね。そうそう自民党の議員さんの中には公明党の協力があって当選している人もいるそうですので、公明党が連立から離れた今は自民党の候補者の中にも苦戦する人も結構いるのでは?という話もあります。
 それだけではなく、今度は大阪府知事と大阪市長が同時に辞職してこちらも選挙という話もあります。何が何だかもうぐちゃぐちゃですね。大阪府民、大阪市民の方は今の自民・維新連合に対する評価と大阪副首都構想に対する審判を下す必要があるんですよね。大変ですが気をしっかり持って選挙に臨んでください・・って、国会議員の選挙というのは明日の、未来の日本の方向を決める大切なものです。大阪の方だけでなく、私たちも気を引き締めて各党、各候補者の主義主張をしっかりと確認しましょう。あ、このコラムをサイト掲載する1月18日時点では衆議院解散も知事・市長の辞職もされていません(辞職は表明されました)が、報道を見ているとそういうことですので、やっぱり、気を引き締めていきましょう。

・・・

 と、世間ではなんだかんだと騒がしいですが、コラムはそんなことは全く関係なくいきたいと思います。今回はちょっとほんわかしたお話を書きたいと思います。

◆え!?予約通ったんじゃなかったの?
 深夜1時をまわったころです。いつもより少し早めに仕事を終わらせて、チェックインしようと薄暗くなっていたホテルのフロントまでキャリーケースをゴロゴロと転がして行きました。「予約していた澤とKです。チェックインお願いします」と私が同僚のKさんのことも含め言うと、「はい、しばらくお待ちください」とフロントの横で仮眠をとっていたと思しき40歳前後の黒メガネの男性。白いワイシャツに黒のベスト黒のスラックスを着ていて、やはり仮眠をとっていたようで髪の毛は不自然に偏っていてスラックスも少しヨレヨレ感が出ています。黒メガネさんはしばらく予約簿らしい一覧を目で追っていましたが、「あれ?」という表情をしたと思ったら今度は結構真剣な目で予約簿を見ていました。すると今度は「やば!」と言う感じの顔に変わり、「申し訳ございません、澤様の予約は入っていません。K様も同様に予約は入っていません」と私だけでなく同僚のKの分も予約を入れてないことを、いかにも事務的にサラッと言ってくれました。
 私は、なんだそれどういうこと!電話では「承知しました」って言ったじゃないか!!という思いを噛みしめて、「そうですか。まあ予約はどうでもいいですので、お部屋をお願いします」と私とKさんが言うと、「申し訳ございません。本日は満室になっております」と、本当に事務的に言いました。「?・・?」ほんの少しの間だけですが、私には黒メガネさんが何を言っているのか理解できませんでした。時間は深夜一時をまわっています。そのホテルのフロントがそうであったように、その辺りの何軒かあるホテルのフロントも薄暗くなっています(・・よく考えると結構な田舎ですね・・(笑))。それだけでなくその周辺の店舗は明かりも消えて真っ暗です。開いているのはコンビニくらいです。そんな時間なのにホテルの予約が取れていない。1週間分の着替えとかの大きな荷物をゴロゴロ転がしてきているのにそれを運び入れる場所もない。おまけにまだご飯を食べていないのに、チェックインして荷物を置いたらいつもの深夜営業の中華屋にご飯食べに行こうと思っていたのに・・・いったい何がどうなってるんだ、と頭の中はぐちゃぐちゃでした。

◆なんとかしてください
 少しして、頭と気持ちが元に戻ると、黒メガネさんの「やば!」と言う気持ちは私に移ってきました。移るというか、私自身の正直な感情として湧き上がってきました。予約が取れていないということは今夜泊まる部屋が無いということです。部屋が無いということはどこか別のホテルを探さなければならないということです。でも、深夜まで一生懸命仕事をやってきて、おまけにお腹も空いて、気持ちも萎えて、そんな状況でホテル探しなんてできるはずがありません。それと、事前に確認したところによると、その日はどのホテルも満室で、私とKさんが予約したホテルがやっと空いている状態でした。そんな時に「本日は満室になっております」なんて言われたら、本当に頭がおかしくなりますよ。
 とりあえずは、黒メガネさんに「なんとかしてください」と、ホテル側のミスで予約が取れてなかったのに、何故かこちら側が悪かったかのようにとても低姿勢でとてもへこへこしてとても惨めな雰囲気でお願いをしました。それでも返ってくるのは「いえ、申し訳ございません。満室で・・」です。そんなやり取りを何回か繰り返してから「寝られるのであれば布団部屋でもどこでも構いません」とテレビドラマか何かよくありそうなフレーズでお願いをしてみました。すると、黒メガネさんの顔が少し変わりました。「お、そういうこと?ならちょっと考えてみようか」という感じの顔になりました。
 しばらくして、本当に結構な時間が経ってから、黒メガネさんが「澤様、K様布団部屋はございませんが、宴会用の大広間でしたらご用意できます」と言ってくれました。一瞬、私とKさんは顔を見合わせて、互いに目を大きく見開いて(この時心の中で小さくガッツポーズをしていたと思います)、「宴会場だろうと何だろうと寝られるのであればそこで構いません」と言いました。

◆やったー!何とか寝られる
 時間は午前1時30分近くにもなっていました。私とKさんは「やったー!何とかなった」という安堵感というか達成感というか、その気持ちから、「とりあえず、いつもの中華屋に行って乾杯するか!!」と、案内された宴会用大広間に荷物を置いて、深夜営業の水餃子が美味しい中華屋に走って行きました。
 ・・・でもよく考えてみると、「やったー!」ではないのですよね。通された大広間にはトイレも無ければ洗面所もありません。あるのは木のトイレ用下駄をカランコロン履いていく共用の場所です。勿論風呂やシャワーなどもある筈がありません。まあ、風呂に関しては黒メガネさんの計らいで、通常午前1時30分にはボイラーを落とすそうですが、その日だけは3時までつけておいてくれるということでしたが、それでもやっぱり個別に部屋にあった方が便利であるのは言うまでもありません。まあでも、これも人生を行くうえでの一つの勉強と割り切って深夜の食事を楽しむことにしました。
 深夜2時30分頃でしょうか、乾杯と食事を終えて私とKさんはホテルに戻ってきました。多少酔っていることもあって、フロントで部屋の鍵を渡してくれるようお願いしました。「あ、大広間ですので鍵はございません」というの黒メガネさんの一言で現実に引き戻されました。「あ、そうだった」と宴会用の大広間に行きました。
 改めてみてみると宴会場は広かったです。数えてみたら畳が80枚ありました。80畳の大広間です。そこに2人分の布団が敷いてありました、部屋の隅っこに2組くっ付けて。・・・な、なにもこんなにくっ付けることないじゃない。こんなに広いのに、80畳もあるのに。私とKさんはその布団を見るとお互いに何も言わないし顔を見合わせることもしませんでしたが、ササっとそれぞれが布団の端を引っ張って相手の布団から離しました。多少・・いやかなり違和感はありましたが、一時はどうなることかと思った予約ミス事件はこうして、なんとかかんとか一件落着になりました。

 ほんとうは、ここから深夜の宴会が始まって色々面白いこともあったのですが、それはまたいつか別の機会に譲るとして、今回は普通ではなかなか泊まれない場所に泊まることが出来たというお話でした。
 それでは次回も乞うご期待です。さようなら。

ブログに戻る