2026年2月9日週:「お!」とか「ほー」とか「えー!?」と感じたこと

 みなさん、こんにちは。
 先日新聞を読んでいたら面白いことを発見しました。面白いと言っても腹を抱えて大笑いとか、落語のようにストーリーがあってそのストーリーを追いかけて最後に落ちでニヤッとさせる面白さとか、単純に「なんじゃこりゃ!バカみたい」と笑えるような面白さではありません。でもまあ読んでいただければ「ほうほう」と思っていただけると思います。

 一つ目です。三井住友海上火災保険株式会社ってご存じでしょうか。三井海上火災保険株式会社と住友海上火災保険株式会社が合併してできた保険会社です。今もそうですが前身の二つの会社とも会社名に「海上」とついています。これは何故かと言うと、メインとなる保険が船舶に関するもの、輸送中の貨物や港での積み下ろしの際の損害に関するものだからです・・と言っても他の種類の保険もたくさんあるようですが。
 この度(1月29日)、この会社の社長さんが変わることが決まったそうです。新しい社長さんは海山裕さんと言う方だそうです。・・・みなさん何か感じませんか?三井住友海上火災保険株式会社の社長さんの名前が海山さんです。なんか面白いですよね。海上に関する保険を扱う会社の社長さんは海に因んだ名前でなければならないのかな?と思ってしまいました。まるで漫画のサザエさんみたいですよね。サザエさんの家も家族全員、海に関係ある名前ですからね。磯野さんちは波平さん、ふねさん、カツオくん、ワカメちゃん、フグ田さんちは、サザエさん、マスオさん、タラちゃんと全員海に関係ある名前です。三井住友海上保険さんもそうなんでしょうかね。因みに、今回社長を降りる方も船曳さんと言う方だそうですのでやっぱり海とか水に関係した名前の方なんですね。ひょっとして、船曳さんの前の社長さんも海に関係した名前かもしれないと思い調べようと思ったのですがダメでした。まあ、2代続けて会社の業務と社長の名前が関係していることが分かったため良かったです。・・・え、どこが面白いのって?・・・まあ、それほどでもないですかね(苦笑)。これは「お!」と感じたことでした。

 じゃあこれはどうですか?キャノン株式会社ってご存じですよね。元々はカメラがメインの会社でそのうちコピー機を作り始めて、事務関連機器も作って、今では医療機器なんかも手掛けている会社です。キャノンよりも赤文字のCanonの方が馴染みがあるかもしれません。そのキャノンの社長が今年3月に交代するそうなんです・・・お、こちらも社長交代ですね・・・。
 現社長の御手洗富士夫さんは会長もCEOも兼ねているそうです。年齢は90歳と超高齢の方です。90歳と言うと自動車やバイクを作っている会社でスズキ株式会社と言うところがありますが、こちらの社長を務められていた鈴木修さんと言う方が90歳まで会長をされていたそうです。高齢の方が大きな会社のトップにいるというのはキャノンの御手洗さんだけではないですが、それでも90歳で会社を引っ張っていくというのはとても大変なことだと思います。それは肉体面だけでなく精神面もそうですよね。それと、その方を支える家族や社員の方も大変だと思います。
 これだけでもすごいと思うのですが・・・。今回の社長交代に合わせて関係する幹部も交代するそうです。新聞の見出しには『キヤノン、「新トロイカ」移行・・(略)・・』と書いてありました。トロイカ体制と言うことは3人の方が会社を運営していっているということだと思います。3者の体制と言うのは、会長兼社長CEO:Chief Executive Officerで会社運営全般を担当する御手洗富士夫さん、財務を担当する田中稔三さん(この方は副社長でCFO:Chief Financial Officerです)、技術を担当する本間利夫さん(この方は副社長でCTO:Chief Technology Officerです)のトロイカ体制から、社長でCOO:Chief Operating Officerになる小川一登さん(現在は副社長)、財務を担当する浅田稔さん(現在は専務取締役)、技術を担当する武石洋明(この方も現在は専務取締役です)さんの体制になるそうです。
 ・・・だからどうしたの?と言う声が聞こえてきそうですね。そう、これだけ見ると単に会社の経営幹部が交代するだけのことなのですが、ちょっと面白いのがこの方々の年齢です。現在のトロイカ体制のお三方の年齢は、会長の御手洗さんが90歳、CFOの田中さんが85歳、CTOの本間さんが76歳だそうです。なんだかピンと来ていらっしゃらないみたいですのでもう一度言いますね。御手洗さんが90歳、田中さんが85歳、本間さんが76歳です。どうです、凄いご高齢ですよね。私の身近な90歳と言ったら私のお袋がそのくらいの歳ですが、結構なおばあさんです。特にどこかが悪いというわけではないですが、歩くことも何かをすることもそれどころか会話をすることも、若いころ(80歳代・・?)より遅くなって劣ってきているように思います。私のお袋のことは関係はありませんが、世間一般では90歳と言うのはそれくらいの年齢だと思います。そんな高齢の方が今まで会社を引っ張ってきていたというのが、面白い、というか凄いなと思います。
 新聞に載っている写真を見るとお三方とも確かにお年寄りはお年寄りなのですが、なんというか年齢を感じさせない何かがあります。単に迫力というだけでなく執念みたいなものも感じます。やっぱり先頭に立ってやられている方と言うのは違うんですね。年齢は関係ないんですね、おみそれしました。これは「ほー」と感じたことでした。

 最後は「えー!?」と感じたことです。
 新聞の見出しには「テスラ、AI企業へ転換」と書いてありました。みなさんご存じだと思いますが、テスラと言うのは、イーロン・マスクさんが作ったEV、電気自動車の会社です。テスラは2024年だけでも178万台を売り上げています。それはアメリカだけでなく、中国にも60万台以上売っています。日本での販売台数は調べられませんでしたが、それでも多くの台数が入ってきていると思います。現に鳥取と言う田舎でもテスラの自動車を見かけますから。
 イーロン・マスクさんと言えば、もちろんテスラの創業者としても有名ですが、それだけでなくスペースX(正式にはスペース・エクスプロレーション・テクノロジーズです)を作って、みなさんが使っていたSNS のTwitterを買収して、それまで慣れ親しんできたツイッター(Twitter)をある日突然「X」に変えちゃった人です。それだけでなく、つい最近までアメリカの政府効率化省(DOGE:Department of Government Efficiency)のトップにいた人です。まあとにかく、イーロン・マスクさんと言う人は頭が良くて行動が早くてお金持ちで何でもかんでもパパパッとやっちゃう人です。
 そんなイーロン・マスクさんが作ったテスラがEV(電気自動車)ではなくAI企業になっちゃうと言うんです。えー!?ですよね。頭が良くて行動が早くてお金持ちで何でもかんでもパパパッとやっちゃう人だからなのかもしれませんが、テスラを設立したのが2003年だそうですから、設立後20年です。たったの20年でAI企業になっちゃうんです。ある意味これも凄いとは思います。片や日本のある自動車メーカーは1933年に創業され、創業後90年頑張ってきてそれでもまだまだ自動車を世に送り出すために頑張っていて、つぶれそうになってもフランスのメーカーに買収されそうになっても頑張って、日本のメーカーと協業しようとか色々頑張って続けようとしているんです。それが、トランプさんとの仲がうまくいかなくなったからなのか、EVへの補助金が廃止されたからなのかは分かりませんが、20年頑張って全世界に170万台を超える車を売ってきた会社をいとも簡単に「やーめた」とできるんですから驚きです。本当にえー!?です。
 例に出した日本のメーカーだけでなく、フォルクスワーゲンでも、スズキでもどんなメーカーでもお客さんがいる限りはそうそう簡単に撤退なんてできないのではないかと思うのですが・・・、そのメーカーの車に対してそれほど強い思い入れが無かったとしても、「愛車」として乗っている人がいる限りは。まあ、全面撤退ではなく高級EVということですのでそれほど大げさにとらえなくてもいいのかもしれませんが、でもやっぱり「えー!?」です。撤退される車種に乗っている人からしたら「え、俺はどうすればいいの?」となると思うんです。たぶん、今後のメンテ体制は整えるのだとは思いますが、それもいつまでかはわかりません。携帯電話の3G基地局が無くなっていって、「みなさん、ガラケーからスマホに買い替えてください」っていうのと同じくいつかはどうにもできなくなってしまうのではないかと思います。
 ビジネスとして車を作っているからその事業戦略上、事業遂行上支障があった場合は撤退もあり得るのかもしれませんが、それでも「えー!?」です。私はテスラの車には乗っていませんので、ここまで熱くなる必要はないのですが・・・。みなさんはどう思います?

 はい、今回は新聞を読んでいて感じたことを書いてみました。それでは次回も乞うご期待です。さようなら。

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