2026年3月30日週:贈る言葉・・新社会人のみなさんへ

 みなさんこんにちは。
 今日は2026年3月28日(土)です。ここ鳥取県岩美町はとても良い天気です。本来なら一冬越した田んぼを鋤いて掘り起こして土の中に空気を入れてやるべきなのですが、なぜかコラムを書いています。

 あ、ちょっと話が逸れます。今テレビを観ていたのですが、サタプラ(毎日放送、鳥取地域では山陰放送)のひたすら試してランキング(商品を決めてその商品を販売しているいろんな会社の製品を持ってきて順位を決めるコーナー)で粘着クリーナーの比較をやっていました。1位は無印良品のヘッドが付け替えられるカーペットクリーナーで、2位はニトリの簡単カーペットクリーナー ラクッカ2強粘着で、3位はアイリスオーヤマのトルクル カーペットクリーナーNC-DHというやつだそうです。4位以下はいいとして、このランキングの評価基準は粘着力、小回りの良さ、機能性、コストパフォーマンスだそうです。
 無印良品もニトリもアイリスオーヤマも一流メーカーで世の中に色んな素晴らしい製品を出していますのでこのランキングは正しいのだと思います。テレビを観ているとその良さが伝わってきましたのでこれらの製品はとても良いものだと思います。でも、ちょっと引っかかるものがありました。それは100均の製品が比較対象の中に入っていなかったことです。普通に家庭で使う消耗品の評価をするのであればコスパを評価基準の中でのウエイトを上げるべきだと思うのですがみなさんはどう思われますか?今回比較された10製品(くらい?)の中でいちばんコスパが良かったのはアイリスオーヤマの製品で粘着ロール1枚分の単価は4.8円だそうです。微妙な値段ですよね。粘着クリーナー(・・面倒ですのでコロコロと呼ぶことにます)、コロコロを何回か転がすだけで4.8円です。10回で48円です。48円・・ざっくり50円といえばチロルチョコレートやうまい棒が買える値段です。それってどうなのかなと思ってしまいます。
 それに比べて、我らが100均のコロコロ粘着ロールは90巻きで110円(税込み)です。ロール1枚でなんとたったの1.2円です。10回でも12円です。さすがに12円で買えてそれ単独で使えたり食べられたりするものは日本には存在しません(・・・ひょっとして駄菓子屋さんにあったらごめんなさい)。これって凄いことだと思いませんか?恐るべし100均です。さすが100均目当てで訪れる外国の方もいらっしゃるだけありますよね。我が家も100均のコロコロには大変お世話になっています。はい。

 話を元に戻します。昨晩はいつもより遅く11時半にベッドに入ったのですが、今朝は何故か5時前に目が覚めてしまいました。ベッドに入るときは「明日は思いっきり朝寝坊をするぞ!」と、ゆっくり寝ることを楽しみにしていたのですが、なぜかほぼいつも通りの時間に目が覚めてしまいました。・・・まったく、習慣というのは嫌なもんですね。
 目が覚めてももう一度寝れば良さそうなものですが、なぜかもったいない気がして何かすることが無いか考えました。テレビをつけようと思いましたがそうすると、いつもできない朝寝坊をしている家内が可哀そうと思い、他に何かないかなと考えましたが何も浮かんでこず、結局は普段は出来ないベッドで新聞購読をすることにしました・・・なんか表現が固いですね。まあ、新聞を読むことにしたということです。
 今日の一面トップは「東レ、ナフサ高の価格転嫁早く 最短1カ月ごと」という見出しで、東レがサーチャージ制--簡単に言うと、コストの変動に応じて製品価格の増減を調整する仕組みだそうです--を導入して製品の原料であるナフサの値段の製品への転嫁を早めるという事が載っていました。そりゃそうですよね、原料が入ってこなくなってその値段が上がったら製品価格に転嫁するのは当然ですよね。企業努力で何とかできる問題ではないですからね。まったく、アメリカがイランを攻めなければこんなことにはならなかったんです。本当にとんでもないですよね。何とかして早くホルムズ海峡が安全に航行できるようになってほしいですよね。

 それにしても、なんでアメリカはイランを攻撃したのでしょうか・・・と、この話を始めると長くなってしまいますのでやめておきます。それよりも別の紙面で面白い特集を発見しました。それは「なんでもランキング」というコーナーです。あれ?なんかどこかで聞いたような。さっきはひたすら試してランキングでしたが今度はなんでもランキングですか、世の中比べるのが好きな方が多いですね。まあいいや。
 今回のランキングは4月ということで「新社会人家計管理もよーいドン」と銘打って社会人1年生のための知っておきたいお金の知識のランキングでした。その中で気になったものをご紹介します。
 まずは、「生活費の3か月分をまず貯める」という項目です。ちょっと意味が分かり難いですが、急な病気や災害のための備えとして生活費の3か月分を貯めなさいということだそうです。3か月分ということは今だと80万円とか90万円とかになるのでしょうか。凄いですよね、社会人1年生にまずは80万円とか90万円を貯めなさいって。物凄く節約をして1か月に10万円貯金できたとして8カ月とか9カ月かかるんです。それを晴れて学生生活、貧乏生活とおさらばして、自分で働いて自分の給料を貰えるようになっても、8カ月、9カ月、下手したら1年間頑張って貯金しなさいって。とても大変だと思います。私が社会人1年生の時に誰かにこれを言われたとしたら、即座に「いえ、それは出来ません」ときっぱりと言い切ったと思います。今は都会の単身世帯用マンションの1か月分平均家賃は11万5千円(?)とかテレビで言っていました。給料30万円もらっても手取りは25万円くらいで、そこから11万円が家賃で飛んで、食費が6万円、スマホ代が3万円、趣味が3万円と引いていくと残るのはほんのわずかです。そのわずかに残った金でどうやって80万円90万円を貯めればいいのでしょうか、と当時の私だったら言うと思います。
 私が一番ピクッとなったのが「天引き・積み立てで貯金を仕組化」という項目です。これはタイトルそのままで、自動的に貯金ができる仕組みを作りなさいということです。アドバイザの方からは「何かと出費がかさむから放っておいてもお金がたまる仕組みを作る」とか「将来のための貯蓄をつくって生活は余ったお金でする」とかのコメントがありました。これを読んでちょっと考えさせられてしまいました。自分が新社会人になった時はどうだったのか、将来のためになんて考えて社会人1年生をやっていたのだろうかと。いやーそんなこと考えたことなかったですね。
 私が新卒で就職したときの初任給は14万円くらいでした。手どりだと12万円くらいです。今の30万円からすると凄く少ない感じがしますが、当時はこれが当たり前でした。当時私は会社の寮に入っていて12万円から寮費を引くと8万円くらいが残ります。在学中はアルバイトはしていてもお金がなくいつもピーピー言っていましたから、8万円が丸まる自分のモノになると思うと嬉しくてうれしくて、どんどん遣っていました。生まれて初めて3万5千円もするレノマの靴を買ったのもこの頃です。何も考えずに任天堂の初代ファミコンを買ったこともありました。全く何も考えていませんでした。「金は天下の回りもの」という諺がありますが、当時の私は諺のマインドが生まれながらにして備わっていたのかもしれません(・・ウソです。そんな奴はいません(笑))。

 まあとにかく、当時の私はこんな感じでした。いや、恐らく私の周りの連中、同期や学生時代の同級生も同じような感じだったと思います。長い学生時代の貧乏暮らしから解放されて晴れて月給取りになったら、みんな同じように、その自由と制約から解放された嬉しさとでイケイケ―っとなっていたと思います。
 ただ、大人になった私が当時の私の前に言って何かを話せるとしたならばこうも言ったと思います。「おい、お前は社会人になった自覚を持て。社会人というのは学生と違って自分自身に責任を持たなければならないんだぞ」と。そして「自分に責任を持つということは経済面も含めてしっかりと地に足をつけて生活をすると言うことだ。いつまでも学生気分でダラダラしているんじゃない」と。
 今から思うと、当時の私の生活を思うと後悔ばかりです。もっとお金を貯めておけばよかったというのも勿論ですが、もっとしっかりと目標を持ってその目標に向かって一生懸命やればよかったとか、将来を見据えた計画を立ててそれに沿って行動してくればよかったと。そうしたら今の自分がもっと充実していたかもしれないと。
・・・
 いや、よーく考えてみると今の自分もまんざら悪くないかもしれません。仕事に対して誠実に向き合えているし、家族との生活も充実していると思うし。ということは、これまで私がやってきたことは、少なくとも大きな間違いではなかったということになるのではと思います。そうですよね、それらも含めて今があるわけですから。
 ということで、新社会人のみなさん、妙にかしこまらなくてもいいと思います。そんなに深く考えすぎなくてもいいと思います。みなさん自身の今を楽しんでください。ただほんの少しだけ先のことを考えて行動すればいいんです。

 はい、今回は何十年か前に新社会人だった私から今の新社会人のみなさんへ贈る言葉でした(笑)。それでは次回も乞うご期待です。さようなら。

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