みなさんこんにちは。
昨日は月一回のゴルフでした。スコアは別として貴重な月一回のゴルフですので、楽しく、真剣にやってきました。順位は、ヒミツです(汗)。
突然ですが、「一筆啓上 火の用心 お仙泣かすな 馬肥やせ」っていう言葉(?)をご存じですか?これは徳川家康の家来で、当時三河三奉行の一人である本田重次(通称:作左衛門)という人が、1575年にあった長篠の戦いの時に戦の中妻に宛てて書いた手紙だそうで、日本一短い手紙として有名です。この中の「お仙」というのは、手紙を書いた当時おさな児であった長男仙千代さんのことだそうです。この重次さんという人は、「鬼作左」と呼ばれるほど頑固で他人に厳しい人物と見られていたそうですが、この手紙からはたった一人の男子である仙千代さんを心配し、自分が留守中に家のことを取り仕切る奥さんに対して「火事に気を付けるよう使用人への徹底を改めてするように、そして5人の子のうち男子は仙千代だけだから病気に気を付け、武士にとって戦場で命を預ける馬の世話を怠りなくせよ」と奥さんや子供を気遣う優しさが見えてくるそうです。って私にはそれほど深いことは読み取れませんが、少なくとも「火事には用心しなさい、仙千代には十分気を遣って育てるように、馬には十分に餌を与えてきちんと世話をするように」ということはわかります。短い文章の中でこれだけのことを表現するのは凄いですよね。私が短い言葉で表現すると「めし」とか「風呂」とか昭和の頑固おやじ的なことしか表現できませんが、って、ウソです。そんなことを言ったら奥さんに怒られます(笑)。
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みなさんの気持ちも和んだところで、今回は4月になって第1回目です。4月は新年度の始まりですので新しい生活を始められる方も多いと思います。学生さん、新社会人のみなさん、ひょっとすると長い会社員生活を終わって第二の人生を始められる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために何かの役に立たないかなということで少し考えてみました。これからの新しい生活を始めるにあたって、何か一本の筋というか骨というかそういうものを持っていたら、辛いことやしんどいことがあっても乗り越えられのでは無いかと思います。で、ちょっと考えてみました。
みなさん、座右の銘ってありますか?ほら、石の上にも三年とか七転び八起きとか人生訓というかその言葉を常に持っていて前に進むための糧にしているというあの座右の銘です。有名人の方にもそれをたくさん持っている人がいるそうですね。いや、座右の銘を公言したりましてやひけらかしたりする人はあまりいませんよね。この場合は有名人の方が語った名言というか格言というか、まあ、我々一般人がそれを心のよりどころとしているものとでも言うのでしょうか、そんな明言がたくさんありますよね。
例えば、今年2026年からF1に復帰するホンダを創設した本田宗一郎さんの「失敗が人間を成長させると私は考えている。失敗のない人なんて本当に気の毒だと思う」という言葉があります。この本田宗一郎さんという人は、色々なものを作りました。作ったというか発明したという方が正しいかもしれません。その前に、ホンダという会社は今でこそ自動車やEV、F1とかが有名ですが、元々はバイクがメインの会社でした。宗一郎さん若い時分にはバイクなんて言う乗り物はありませんでした。宗一郎さんは発電用の小さなエンジンに目をつけこれを自転車に搭載して、今でいうバイクを発明しましました。宗一郎さんの作ったバイクは燃費が良いため、ガソリンが手に入り難くかった当時はとても人気があったそうです。このバイクも色んな失敗を重ねた上にできたものだそうですので、やっぱり宗一郎さん自身も失敗して成長していったのだろうなと思います。
そんな、色々な失敗を重ねて色々な成功を収めた宗一郎さんの言葉ですから、とても素直に気持ちと体に入って来ますよね。失敗しないで進める人なんて殆どいないですもんね。人間って失敗してそこから学んで次に失敗しないように努力してそして成長していくのですから。私も若い時分から色々な失敗をしてきました。恥ずかしくて人に言えないような失敗もしました。失敗して色々な人に迷惑をかけたこともありました。でも失敗したからといってふさぎ込んでいたわけではありませんでした。まあ、失敗してすぐは目立たないように息をひそめて、反省をしていた時もありましたが、静かにおとなしくしているのは私の性分には合いませんでしたので、しばらくするとどんどん前に出るようにしました。そうするとその失敗が無かったことのように、とまではいきませんが、失敗は失敗として別の成功につながっていきました。うーん、ちょっと何を言っているかよくわからないかもしれませんね。でも私の中では昨日のことのように思い出される大失敗のお話を思い出していました。私のように失敗だらけの人間は、宗一郎さんのこの言葉を聞くととても共感して、本当に心が勇気づけられます。
山本五十六さん、連合艦隊司令長官だった山本五十六さんの言葉にもとても共感させられるところがあります。「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、ほめてやらねば、人は動かじ」。これもとてもいい言葉ですよね。自分自身でやって見せて、そしてそれを相手にわかるようにきちんと説明して、そのうえで実際にやらせてみる。そうしておいて「よくできた、やればできる」と褒めてあげれば、人というのはちゃんとできるんだということを、この30文字程度の文章に気持ちよくまとめてありますよね。
これが話し言葉で言われてもなかなか心と気持ちには響かないですよね。五、七、五、七、五(六)の音だと、このリズム感の良い音だとすっと体と気持ちに入ってきます。私この言葉を初めて聞いたとき。「これを言った人は物凄い人間臭い人なんだろうな」と思いました。当たり前のようでいて、でもその当たり前に気がついてその当たり前を誰でもが分かりやすく伝えることが出来る人なのですから。そして、この言葉を語ったのが山本五十六さんだとわかった時には、「やっぱり」というより何やら恐れ多い気がしました。
まあ、この言葉についての感想は置いておいて、私はこの言葉を聞いて共感すると同時に私自身の至らなさが恥ずかしくなりました。この言葉は人を動かすときに使われるように思いがちですが、私自身感じているのは、この言葉は人を育てるために実践する言葉なのではないかと思っています。人を育てる場合は、まずは、その人ができるようにならなければならないことが何なのかをやって見せて、眼で理解させ無ければならないということです。そして今度は、それがどういうものなのか、どういうことなのかを言葉で説明して、頭で理解させる。次はその人にそれをやらせてみて、体で理解させる。そのうえで、「君は出来る」と気持ちに理解させる。そこまでやって初めて出来るようになるんだと言われているような気がします。
これを私に当てはめてみると、私は相手にやって見せることはします。それと説明もします。そして実際にやらせてみることもします。ひょっとすると褒めてやることもしていたかもしれません。でも、なぜかうまく行かなかったのではないかと思います。何故でしょう・・・分かりません。恐らく、多分ですが、少しでも私のイメージと違うと「もういいや、自分でやっちゃえ」と自身が手を動かしてしまうんです。ずっと昔ですが、上司にこんなことを言われたことがあります、「なんで自分でやるんだ、横着するな」と。これは「後輩若しくは部下を育てる、後輩や部下にさせる、学ばせる」ことを疎かにして、自分だけでサッサとやってしまうことを「横着」と表現されたのではないかと思います。そうですよね、なんでも出来るやつがやった方が早いのは当たり前です。でも出来るやつは次のできるやつを育てることも仕事なのではないかと思います。それが出来ない奴はそいつ自身が出来ない奴なんです。人を育てるためには自身も育たなければならないんですよね。あー、これがあの時に分かっていたら、何かが違っていたかもしれません。まあ、今このことが分かるだけでも良しとしますか。
今回は?・・も?新社会人のみなさん、新しい道を歩み始める方にとって何かお話しできればと思って書き始めたのですが、書いているうちに私自身に気づきを与えてくれたような気がします。失敗を重ねて成長していくことも、人を育てるということは自分を育てるということも。これを読んでくれいるかもしれない新しい道を歩き始めた人、未来の大人の人が同じ気持ちになってくれたら嬉しいです。はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。