2026年6月1日週:6月になりました

 みなさんこんにちは。なんと台風が本州に迫ってくるということではありませんか、ビックリですよね。まだ6月になったばかりなのに台風が本州に来るって一体地球はどうなってしまったんでしょう。まあ、過去には何度かあったようですが、でも台風が本州に来るのはいつもだいたい9月になってからですよね。それが6月に来るんですから。本当に地球はどうなってしまったんでしょう。やっぱり地球温暖化のせいなんでしょうね。
 アメリカのトランプさんは地球温暖化は起きていないとか気候変動対策は世界が経験した史上最大の詐欺だとか言っているようですが、本当にあの方は何を言っているんでしょうか。これだけ分かりやすく気候変動が起きているのに。
 あの方、地球温暖化に対してだけでなく他にもおかしいと思うところがたくさんあります。イランへの攻撃だってそうです。突然イランに攻撃を仕掛けて、「ほんの数週間で片が付く」とか言っておきながらもう3ヶ月が経ちました。…あ、ちょっと言い方がおかしかったですね。数週間で片が付くというのは置いておいて、いきなり、突然、何の前触れもなしに攻撃を開始してしまったんです。イランとイスラエルは昔から仲が悪くて、いつ軍事衝突が始まってもおかしくない状態ではありましたが、なんでアメリカが主体で攻撃を始めるんですかね。まあ、国と国のことですから何か事情があるのかもしれませんが、それにしても、普通の、何の罪もない一般市民が攻撃の巻き添えをくらって被害に遭っていくんです。本当に可哀そうです。おまけにこの戦争(アメリカは大統領権限だけでは戦争は始められません。議会の承認がないと戦争は始められませんので戦争と言ってはいけませんがでも一般市民まで巻き込んで被害が出ていますのでやっぱり戦争です)のせいでホルムズ海峡が封鎖されてしまい、中東から日本への原油輸入量はそれまでの半分になってしまいました。本当にどうにかしてほしいです。

 …と、トランプさんのことになるとついつい熱くなってしまいますが、気候変動やアメリカ・イラン問題が起きていてもやっぱり普通に月日は流れていきます。6月になりました。6月と言えば梅雨ですよね。でも最近は梅雨よりも先に台風が来るようになってしまいました。
 ・・・あれ?これは最初に書きましたね。台風ではなく、言いたかったのは漁のことです。
 網代港の、というか全国的に底引き網漁の漁期は9月から翌年の5月末までです。この9か月間の漁期で色々な魚たちを獲ってきてくれます。エビやカレイ、タコやイカ…と書くとふわっとしていてよくわかりませんよね。
 例えばエビと言っても世間でもよく知られている甘エビ、こちらでは赤エビといいます。モサエビ、この辺りでしか獲れないエビで甘エビよりも甘みがあって歯ごたえもしっかりしていておいしいです。ガラモサ、これもこの辺りでしか獲れないエビですぐに色が黒く変わってしまうため漁場近辺でしか食べられません。味は甘みと独特のフルーティーさがあってとても美味しいです。私はモサエビや赤エビよりガラモサの方が好きです。あとはオニエビ、しっかり歯ごたえがあって甘みもある美味しいエビです。シマエビ、プリッとした食感で濃い甘さ魅力ですね。などと色々獲れます。
 カレイも赤ガレイ、鳥取網代港特産と言いたいくらい網代港の赤ガレイは新鮮で美味しいです。冬場の卵を持った赤ガレイは茹でた赤ガレイの卵をまぶして刺身で食べる“子まぶり”は絶品です。イテガレイ、エテガレイのことをこちらでは少し訛ってそう呼びます。肉厚で煮て食べたら最高に美味しいです。皮のところに少し臭みがあるのですが、皮をきれいに処理したら臭みもなく刺身で食べても美味しいです。小さいものは一夜干しで食べても美味しいです。ヤマガレイ、一般的にはヒレグロカレイというそうです。これも煮て食べたら美味しいですよ。特にヒレのところや尾ひれのところをチューチュー吸うと旨味がダイレクトに喉に届く感じでいいですよ。他にも・・・いや、違いますね。終わってしまった底引き網漁で獲れる魚のことを書くのは変ですね。やめましょう。今日書きたいのは夏場、6月から8月までの魚たちのことでした。

 6月に入ると漁港に揚がる魚の顔ぶれも変わってきます。やっぱり一番目を引くのは貝ですかね。貝と言ってもこちらも色々あります。サザエなんかは有名ですが、イガイなんていうのもあります。フランス料理に出てくるムール貝のような形をしています。この貝は身も美味しいですが出汁を取って吸い物にすると絶品です。お椀のふたを開けた時にフワーっと鼻の周りにまとわりつくあの美味しい香りは堪りません。
 あとはカメの手なんかもいいですね。見た目は名前の通り亀の手のようにちょっとごつい感じがしてとても食べようと思わないような格好をしていますが、食べたらこれがまた美味しいんです。ちょっと苦みがあって、でも噛んでいると甘みというか旨味というか独特の風味があって美味しいんです。ハマってしまうとなかなか抜け出せない感じになります。美味しいです。
 忘れてはいけないのがカキ、岩ガキです。これは広島とかで獲れるマガキとは違って生でそのままパクリと食べられるやつです。プリプリの岩ガキを口一杯に放り込んでガブッと噛んだときに出てくるミルクは堪りませんね。「カレーは飲み物だ」という人がいましたが、岩ガキもそれに近い感じです。それと私が個人的に好きなのは、ミルクだけではなく肉の部分も好きです。噛むと結構な歯ごたえがあって磯の香りが口中に広がっていくあの感覚は、ホント最高です。
 アワビなんかもいいですよね。ゴリゴリの中に甘みや旨味がある刺身もいいですが、私はアワビはステーキ、というかアワビをソテーしたものが好きです。生の時はゴリゴリで歯ごたえという言い方が生易しく思われるようなゴリゴリなのですが、ソテーすると、火を通すとサクッと噛み切れて、でも歯ごたえがないわけではないあの感触。良いですよね。

 イカもいいですよね。網代港でよく揚がるのはシマメイカですね。一般的にはスルメイカと呼ばれています。私個人的にはこのスルメイカという呼び方が好きではありません。何故ならスルメイカというのは、その響きからいかにもスルメ用のイカという感じで安っぽい感が前面に出てしまっていますよね。これってシマメイカさんに失礼だと思うんです。あんな甘くてたくさん旨味があって肉厚で、食べ終わった後の満足感が半端ではないシマメイカさんはそんな安っぽいものではありません。お値段も決して安くありませんし。みなさん、是非シマメイカを食べてみてください。あ、そうそうシマメイカは黒くて光っているものが最高に新鮮です。まあ、刺身用で売られているものは生で食べられると思いますが、一度黒光りしているものを食べてみてください。本当にイカに対する考えが変わりますから。
 イカと言えば白イカも美味しいですよね。一般的には剣先イカとよばれていますが、網代港では白イカです。これも美味しいですよね。シマメイカが剛だとすると白イカは柔です。刺身で食べたらシマメイカはコリコリ感を味わせてくれますが、白イカは柔らかいんですけどそれでいてしっかりと歯ごたえもあって、噛んでいくうちに甘みが口中に広がっていく感じがこれも本当に堪りません。しかもこの白イカは足の部分、いわゆるゲソの部分も刺身で食べられるんです。シマメイカはゲソの部分は刺身で食べるには歯ごたえがありすぎますので、家では茹でてショウガ醤油やワサビ醤油で食べるのですが、白イカは刺身で食べても適度な歯ごたえがあって身よりも甘みがあって(私はそう感じます)、本当に美味しいです。
 イカでいうとアオリイカなんかも美味しいですね。このイカ見た目はちょっと平べったくて無骨な感じがしてとても美味しそうには見えないのですが(…私は味を知っているため美味しそうに見えます、汗)、食べてみるとあっさりとしていて歯ごたえ…うーん、というよりも身の切れって言うんですかね、サクッ、サクッと食べられるあの感覚はちょっと他のイカでは味わえないですね。シマメイカ、白イカも美味しいですが、このアオリイカもおすすめです。私は好きです。
 魚でいくと、アゴ、一般的にはトビウオと言われていますが、これなんかもいいですね。例えば、タイとかブリとか一般的な魚の刺身はパクっと食べてモグモグ噛んで旨味が出てきてゴクンと飲み込んで、「あー美味しい」なのですが、このアゴの刺身は独特のモチモチ感があるんです。いい意味で脂が乗っていない、脂っぽくなくてあっさりしているんですが、でも食感はモチモチなんです。そして脂っぽくなくてもしっかりと旨味があるんです。新鮮ではないアゴは少し生臭さがあるんですが、新鮮なアゴはそれがありません。「モチモチ!旨!」という感じです。是非新鮮なアゴの刺身を召し上がってみてください。

 他には定番のアジや、旬の期間はそれほど長くはありませんがサワラなんかも美味しいですよ。他にもいろいろありますが、今日はちょっと筆が進みすぎました。この辺りで失礼しようと思います。みなさんにたくさん涎(よだれ)を流させてしまって申し訳ありませんが、いつか網代港の新鮮で美味しい魚たち(イカや貝も)を召し上がってください。
 それでは次回もこうご期待です。さようなら。

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