みなさんこんにちは。
やりましたねサッカー侍ジャパン。予選1次リーググループF 突破おめでとうございます。試合前はグループFというのは結構しんどいグループで突破するのは結構大変そうとのことだったようですが、結果的には1勝2分、負けなしの勝ち点5で2位通過。素晴らしいですね。
グループFというのは、オランダ(世界ランク7位)、日本(同17位)、スウェーデン(同36位)、チュニジア(同59位)と世界ランキングだけを見ると日本は当たり前に2位通過するように見えます。それと日本は今回のワールドカップで優勝を目指しているとのことを聞きましたので、当たり前に勝つだろうと思っていました。
事実1試合目のオランダ戦では、1点取られても1点取り返して同点に。その後もう1点取られてもまた1点取り返して、世界ランクが10も違うオランダに当たり前に引き分けをして見せてくれました。2試合目を観てもチュニジアに4対0で当たり前のように勝ってくれました。これで1勝1分け、勝ち点は4点です。もうここまで来ればスウェーデンは日本より世界ランクが20近く下位ですので楽勝だ、と思いきや、なかなかどうして。
試合を観ていると(・・と言ってもダイジェストですが・・)スウェーデンに日本が押されているシーンが何度もありました。日本の方が世界ランクは上なのに、です。で、解説を聞いていると、スウェーデンはヨーロッパの強豪チームと試合を重ねて、強豪たちに揉まれて、強豪のような試合をできるチームだったのだそうです。そんなわけで簡単に勝たせてくれるわけもなく、何とか引き分けになったという感じでした。
試合は勝ってよかったのですが、この試合を観ながら少し感じたことがありました。それは、テレビで試合観戦するときには解説者というのはとても大切なんだなということです。私の観た放送局の解説者の方はワールドカップにも出場したことのある有名な元サッカー選手でした。試合の解説をするのに、テレビの前に視聴者がいるのを忘れて自分自身が試合をしているような感覚で、「よし行け!」とか「今の良かったよ!」とか「危ない危ない、気を付けよう!」言葉を発せられるわけです。解説者自身が興奮して、試合に入り込んで、選手かコーチのような感じでした。解説者というくらいですから試合について解説をしてほしかったと思います。例えば、大相撲の元大関貴景勝の湊川親方のように、取組みの一挙手一投足を手取り足取り解説してくれて、しかも何故いまの技が有効だったかということまで丁寧に解説してくれます。まあ、あのレベルまでは難しくても、せめて選手やコーチのように自身が戦っているの感覚ではなく、一段高いところからの解説をしてほしかったと思うのは私だけではない気がします。
まあ、試合は勝って決勝トーナメント進出が決まったわけですから、今となってはどうでも良いことなのかもしれませんが、緊迫した試合を観戦しているこちら側からするとちょっと気になりました、ということでした。
◆地震の話
真面目な話になりますが、先週はまた大きな地震が起きてしまいました。しかも2回も。25日(木)の朝7時30分に青森県三戸郡階上町、八戸市の南に位置する町ですが、ここで震度6強の揺れがあったそうです。26日(金)午後10時29分ごろには山梨県富士河口湖町で震度6弱の地震があったそうです。
これだけ大きな地震だったのですが、死者はなく怪我をされた方も青森県階上町では11人、山梨県富士河口湖町では8人だけだったそうです。「だけ」というのは言い方が良くないですね。たとえ11人であろうと8人であろうと怪我をされているのですからね。失礼しました。怪我をされた方々、お見舞い申し上げます。
東日本大震災では2万人以上の方が亡くなったり行方不明になったりしました。地震の規模はマグニチュード9だったそうです。阪神淡路大震災では6400人以上の方が亡くなって4万人以上の方が怪我をされました。地震の規模はマグニチュード7.3だったそうです。今回の青森地震はマグニチュード6.9だったそうです。マグニチュードが0.1大きくなると地震のエネルギーは1.41倍になるそうですから、阪神大震災のエネルギーは今回の青森地震の約4倍(3.95=1.41の4乗)になるそうです。つまり今回の青森地震は阪神淡路大震災の1/4の地震エネルギーということになります。エネルギーが1/4とはいえ大きなエネルギーであることに変わりはありません。なのに、大きな被害は出ませんでした。
阪神淡路大震災で最も多くの被害者(4564人)が出た神戸市の面積は550平方キロメートルくらいで、人口は148万人くらいです。青森県階上町の面積は94平方キロメートル、人口は1.25万人です。単純に人口密度という数字だけを見ると、神戸市は1平方キロメートル当りに2690人が、青森県階上町は132人が住んでいます。約20倍の人口密度です。それと神戸市はビルやマンションが立ち並ぶ大都会で、青森県階上町は海と山に囲まれた自然豊かな山あいの田舎町です。確かに建物が密集していて多くの人がいるということはそれだけ被害者が多くなるというリスクがあることは否定できないと思います。逆に建物が密集していなくて人も少ないということは被害者が出にくいというのもあると思います。そうだと思います。阪神淡路大震災の発生時刻(午前5時46分)や、青森地震の発生時刻(午前7時30分頃)の違いもあると思います。
でも、でもですね、私それだけではないような気がするんです。建物が密集していようとしていまいと、人が多く居ようと居まいと、それだけで被害者の多い少ないが決まるということではないのではないかと思います。何というのでしょうか、うまく言えませんが「備える気持ち」とでもいうのでしょうか、常日頃からの備えをしているのとしていないのとでは大きな違いがあると思います。それは単に、寝る時には枕元に非常持ち出し袋と靴を置いておくとか、「グラッと来たらまず火を消そう」とか、住宅の耐震工事をするとかそういうのももちろんそうですが、それだけでなく「地震が来たらどうしよう」という気持ちを常に心のどこかに置いておいて、「地震が来たらこうしよう」を頭に思い描いて行動に移せるように準備をしておくことなのではないかと思います。
東北地方の太平洋側は古くから地震と戦ってきた歴史があります。私が小さいころ、今はもう亡くなってしまった叔父から「ここ(東北地方の沿岸部の田舎町)は昔からよく地震がくるところだ。俺がまだ小さい頃はあのデパートのあった建物(鉄筋コンクリート3階建て)がグラングランゆれて恐ろしかった」と言っていたのを聞いたことがあります。この時の地震は2011年3月11日に発生した東北大震災のずっとずっと前のことです。それくらい昔から地震と戦ってきたそうなんです。
つまり、そういうことなんです。「備える気持ち」が被害を最小限にくい止めてくれているのではないかと思います。東北地方太平洋沿岸部以外の地域の方は私を含めて大地震のことをどこか遠いところの、別世界の話のように受け止めているのではないかと思います。それに対して常日頃「来るかも、来るかも・・来たらこうしよう、来たらああしよう」と気持ちを準備しておき、勿論寝る前のこと、火を消すこと、住宅の耐震のことも準備したうえで、その時のために備える気持ちを常に持っているということなのではないかと思います。やっぱり気持ちも大事なのではないかと思います。こんなことを書くと「経験していない奴が何を言うか」と言われそうですね。それと、備える気持ちを持っていたとしても、東北大震災ではこれまで見たことも聞いたこともないような甚大な被害が出てしまった事はどう説明するんだと言われそうですね。そうですよね、あれだけの津波が発生するなんて誰も想像できませんよね。防潮堤も超えてくるんですからね。備える気持ちがあってもその気持ちを超える地震が来てしまったら・・・それを考えると何も言えなくなってしまいます。
でも、ですね、でもやっぱり備える気持ちというものは持っておかなければならないのではないかと思います。少なくとも何も備えていない場合よりもずっと良いと思うんです。みなさんはどう思われますか?
はい、今回はあまり思い出したくない方もいるかもしれないことを書いてしまいました。そう感じた方、ごめんなさい。ただ、災害は忘れないことが一番の備えだと思いますので。
それでは次回も乞うご期待です。さようなら。