みなさんこんにちは。先日久しぶりに家内とドライブに行ってきました。ドライブといっても関西地方に2泊だけ、しかも娘夫婦の家に泊まりましたのでドライブとは言えないかもしれませんが、まあ久しぶりに仕事を離れてゆっくりしてきました。楽しかったです。そういえばついこの間とても嬉しい出来事がありました。嬉しいだけでなくて面白い出来事でもありました。ちょっと読んでみて下さい。
ある週末のことです。いつものようにメールをチェックしていると、ふるさと納税の事務局の方からの連絡が入っていました。・・・そういえばふるさと納税の記念品に関することはこの場では何も触れていませんでしたが、うちは少しでも地元が良くなればとの思いでふるさと納税の返礼記念品も出品(登録)しています。色々出品していますが・・これを書きだすと、うちの宣伝になってしまいますのでやめておきます。詳しくは、鳥取県岩美町のふるさと納税が掲載されている「ふるさとチョイス」のサイトで、「岩美町」で検索していただければ辿り着きます・・。
事務局からのメールは関東地方の方々への記念品の発送依頼でした。発送するお品は赤ガレイの簡単煮つけセットやハタハタの簡単煮付けセットでした。あ、この簡単煮付けセットというのは、商品が届いてすぐに煮付ができるように、生の赤ガレイやハタハタを、下処理(内臓やエラを取ってきれいに掃除)をして、味付けもしなくていいように当店自慢の美味しい煮付用タレもセットでお付けしているものです。保存がきくように冷凍してお送りしますので、到着後すぐに食べなくても冷凍庫に入れておけば好きな時に食べられます。それと、このセットには灰汁(あく)取りようの落し蓋やかんたん調理法説明資料もついていて、何も考えなくても鍋さえあれば誰でも調理できるようになっているものです。私でも出来ました・・・宣伝はしないと言っておきながら宣伝っぽくなっていますが、あくまで状況がわかるように説明をさせていただいているだけですので、はい・・・汗。
私と家内はいつものように発送の準備をして、いつものように〇川〇便の〇脚クー〇便で発送しました。発送したのは夕方でしたが翌日には現地に着いていました・・追跡番号でチェックしました・・。ちょっとだけ話が逸れますが、それと宣伝ではありませんが、〇川〇便の〇脚クー〇便というのは凄く良いですね。関東地方でも鳥取から夕方に発送して翌日午後には着きます。もちろん関西地方でも九州地方でもそうでした。しかも、当たり前かもしれませんが、きちんと冷凍庫に保管して冷凍機能付きのトラックで運んでくれるのですから鮮度に問題があろうはずもありません・・宣伝ではないですよ・・。
うちは一時期、ク〇ネ〇ヤ〇トさんにお願いしていたこともあったのですが、ク〇ネ〇ヤ〇トさんは、ある時から関東は翌々日到着になってしまいました。冷凍でお送りする場合はお客様到着までは冷凍状態ですので鮮度というか味にはそれほど影響は出ないのですが、冷蔵でお送りする場合、特に松葉ガニとか茹でてすぐに食べられる状態でお送りする場合は、兎に角早く着いてほしいのです。1分でも1秒でも早ければ早いほど美味しく召し上がっていただけますので。それとそれだけでなく、高価なカニをお買い上げいただいているのに、そのカニがのんびり旅行を楽しんでいてはダメなんです。とにかく超特急でお客様のもとに着いてもらわないと。・・・あ、本当に宣伝ではないですよ、素直な感想です。
話を元に戻します。その注文があった日から2週間後の金曜日にふるさと納税の事務局の方からの連絡が入って来ました。「ありがとうございます」と心の中で呟きながら依頼内容の確認をしました。するとそこには見覚えのある名前が書かれていました。2週間前にお送りした関東地方のMさんという方です。私は「おーい、ちょっと来てみろ」と他の場所で作業をしていた家内を呼びました。そして「このMさんって、この間ハタハタの簡単煮つけセットを選んでくれた人じゃないか?」と二人で2週間前の依頼内容の資料を見てみました。すると、やっぱりそうです、そうでした。記念品名は「ハタハタ簡単煮つけ3パックセット」となっていますし、氏名もMさんでした。「凄いな、Mさんはよほどハタハタの簡単煮付けを気に入ってくれたんだな」と家内とニコニコしながらノートパソコンの画面を見ていると、「あれ?住所が違うんじゃない?」と家内。「え?でも名前はMさんだぞ」。よく見てみると、Mさんのお名前は同じなのですが、住所が前回の住所とは少し違いました。都とか県は同じなのですが、そこから以降が違っていました。「うーん、これはどうしたことだろう」と家内と二人で考えていると、「ひょっとして、ハタハタの簡単煮付がとても良かったから、親戚の方かお知り合いの方に送ってあげたんじゃないの」と家内。た、確かに・・・。その可能性は十分にあります。「そうか、そんなに気に入っていただけたんだ、良かったな」と二人でニコニコしながら、いつものように発送の準備をして、いつものように〇川〇便の〇脚クー〇便で発送しました。発送したのは今回も夕方でしたが今回も翌日には現地に到着していました。
それからしばらくして、2回目の発送から4週間後の金曜日の夕方のことです。いつものようにメールのチェックをしていたら、ふるさと納税の事務局の方からの連絡が入っていました。「ありがたいな、今度はどちらの方だろう」といつものように暗号化された圧縮ファイルを解凍して中身を見てみると、なんとそこには
関東地方のMさんの名前が書かれていました。「えー!!!」と心の中で驚きの声を上げた私は、少し大きめの声で興奮気味に「おーい、ちょっと来てみろ!」と家内を呼びました。そして、ノートパソコンの画面を見せて、「ほら、Mさんだ、ハタハタの簡単煮付をお送りしたMさん」というと、家内も声に出して「えー!!!」。しばらくして家内が「この方3回目だよね、よっぽど気に入ってもらったんだね」と。
よく見ると、今回の住所は1回目にお送りした住所でした。これはどういうことだろうと家内と二人で考えてみました。その結果、こんな答えに辿り着きました。
Mさんは、何気なく当店のふるさと納税返礼記念品「岩美町特産ハタハタの簡単煮付け3パックセット」を選んだ。そして調理してみたら、その名の通り簡単に調理できてしかもとても美味しかった(あくまで想像です(笑))。Mさんはこの美味しさを知合いもしくは身内の方にも味あわせたいと思い、Mさんからの依頼で別の方の住所でふるさと納税を申し込まれた。しばらくして・・・4週間経って、もう一回食べたい、あの美味しさをもう一度味わいたいと思って、ご自身のために3回目のふるさと納税を申し込まれた、とこんな感じです。あはは、結構自分たちに都合のいいように想像していますが(笑)・・・でも、ですよ、でも美味しくなかったら2回も、ましてや3回も同じ品物を記念品に指定しませんよね。やっぱり美味しかったんですよ。少なくともMさんにはそう感じていただけたということだと思います。
私、今回のことについて考えてみました。今回のことは単に魚好きの方がたまたまサイトで注文してみたら美味しくて、その方だけが食べているのは勿体ないと思われて、どなたかお知り合いの方にも手配して差し上げた。そして、ついついご自身も「もう一回」と手配された。とそれだけのことのように思えますが、実はMさんとうち(澤鮮魚)、或いはMさんと私とは何か古い縁がある方かもしれません。袖すり合うは他生の縁という言葉がありますが、うち(澤鮮魚)や私はMさんとはお会いしたことはありませんが、ひょっとすると、Mさんと私は前世で何かつながりがあったとか・・・って、そんなことあるわけありませんね(笑)
ということで、Mさんに改めてお礼を言いたいと思います。
M・Hさま、何度も何度も岩美町ふるさと納税の返礼記念品に当店の「岩美町特産ハタハタの簡単煮付け3パックセット」をお選びいただきありがとうございました。従業員一同心より御礼申し上げます。
はい、商品の宣伝のような形になってしまいましたが、素直に心から嬉しかった出来事について書いてみました(笑顔)。それでは次回も乞うご期待です。さようなら。