みなさんこんにちは。先週はぽかぽか陽気の良い天気が続いてもう春が来たと思ったら、今週は雨続きとのことでした。このコラムを書いているのは3月15日(土)ですから、実際には天気が悪いのかどうかわかりませんが、最近の天気予報は結構当たりますので多分天気が悪いのでしょう。気温も下がって季節は春どころか冬に逆戻りっていう感じでしょうか。まさか雪までは降らないとは思いますが、冬用スタッドレスタイヤを春夏用のラジアルタイヤに交換するのを躊躇ってしまいます。
ところで、先週はちょっと嫌なニュースがありましたね。まあ、先週に限ったことではありませんが、殺人事件というのはテレビを観ていてやっぱり嫌ーな気持ちになります。先週火曜日(3月11日)午前10時過ぎに路上で若い女の人が刺殺されたそうです。どんな理由であれ、人が人を殺めて良いということはないと思います。しかもユーチューブ動画の配信中にいきなり被害に遭うなんて。しかも刃物でめった刺しって。思わず顔をしかめてしまいます。犯人は40代の男とのことですが、金銭上のトラブルとのことですが、250万円ほどを被害者に貸していて返してくれなかったとのことですが、それにしても、それにしても、です。たったの、と言っては変な誤解をされてはいけませんので言ってはいけませんが、250万円です。最近のちょっと高級な軽自動車がこのくらいの値段ですが、軽自動車一台と同じ金額で命を奪ってしまうなんて。ちょっと、なんと言っていいのか分かりません。亡くなられた被害者の方のご冥福をお祈りいたします。
あと、同じような事件が14日金曜日にも起きています。こちらは殺人事件ではありませんが、NHKから国民を守る党党首の立花孝志さんが街頭演説中に突然ナタで襲われたそうです。犯人はナタを上段から振り下ろして、立花さんの頭、耳?のあたりに当たったそうです。立花さんは耳のところから出血していました(ニュースでやっていました)。動機についてはまだわかっていませんが、犯人は「殺そうと思ってナタを振り下ろした」と言っているそうですので、女性の事件と同じく殺意を持って犯行に及んだのでしょうね。あ、女性の事件の犯人は、殺意はなかったと言っているそうですが、上半身をめった刺しですのでそこに殺意がないとは誰も信じないですよね。
簡単に人を殺してしまおうと考えてしまうのは・・・良くない、と言う一言では片づけてはいけないくらい本当に良くないことだと思います。人は、というか命あるものはその命を奪ってしまったらそれですべて終わってしまいます。本当に良くないと思います。・・・と、ちょっと嫌―な感じになっていますが、今回のテーマは殺人事件ではありません。
◆オンラインカジノ
これは今結構話題になっていますよね。スマホやタブレット端末で簡単に賭博が出来てしまうというあれです。ニュース番組や新聞でオンラインカジノのことを取り上げていますが、いまいち仕組みが分からないかたもいらっしゃるかもしれませんのでそのあたりもちょっと調べてみました。
オンラインカジノには、当然ですがそのカジノを運営している会社があります。そしてそのカジノにブラックジャックやポーカー、ルーレットなどの色々なゲームのアプリ?ソフト?を提供している会社があります。そして、カジノを運営している会社と取引している決済会社があります。リアルにあるカジノと違ってオンラインでの行為ですので現金でゲームに参加することはできません。専らクレジットカードでチップ(よくラスベガスとかのルーレットゲームの時に番号が書いてある賭け台の上に置いてあるコインのようなもの)を買ったり、ゲームに勝ったりした場合に払い戻したりするときにこの決済会社を通してやり取りをするそうです。あとはそのカジノを運営している会社に問題がないか審査をする政府機関と、掛け率とかが正しく設定されているかを審査する監査機関の五つの機関、会社で構成されているそうです。そこに、ゲームをする人が入って行ってブラックジャックやポーカー、ルーレットといったゲームを楽しむそうです。
ゲームを楽しむ・・・あれ?この書き方は良くないですね。よく考えたらオンラインカジノは、日本では違法ですので、ゲームを楽しむという表現はよろしくないですね。賭けとか博打とかのほうがいいですね。私が言いたいのは、きちんとした仕組みで運営されているそうです、ということです。・・・日本では違法ですが。
何度も言いますが、このオンラインカジノ、日本では違法です。なぜ違法かというと単純に賭博罪になるからです。因みに賭博罪というのは、金銭や財物を賭けてギャンブルを行うことによって成立する犯罪です。賭博罪が成立すると、刑法第185条に基づき、50万円以下の罰金または科料(罰金と同じ意味です)が科される可能性があるそうです。日本以外の国が合法的に運営しているカジノであっても日本からそのサイトにアクセスして賭け行為を行うと、日本では賭博罪が適用されるそうです。
ここでちょっとだけ話が逸れますが、カジノと聞くとまずはラスベガスを思い浮かべる方も多いと思います。ホテルの中にカジノが設置されていて24時間いつでもカジノで楽しめるというあれです。カジノの中にはスロットマシンがずらっと並んでいたり、ブラックジャックの台やポーカーの台がたくさんあったり、それぞれに身だしなみを整えてカマーベストできちっ決めたディーラー(カードを配ったりする人)がいて、と言う感じですよね。私は行ったことがありませんが、映画のシーンで見かけたことがありますので、イメージが湧いてきます。
今から50年ほど前ですが、〇田幸〇さんという大物政治家がいました。〇〇党内でもイケイケのタカ派で〇マ〇ーと呼ばれていました。この方が国会開催期間中にラスベガスに行ってカジノで遊んだのだそうです。遊ぶというにはちょっと桁違いの額で遊んだそうです。何と総額4億円以上も賭けて見事にスッテンテンになったそうです。で、この時問題になったのはラスベガスで賭博をやったことではなく・・勿論、4億円の金を賭けにつぎ込んでスッテンテンになったことは話題になりましたが、それよりも問題になったのは国会会期中にラスベガスで遊んでいたということなのです。つまり、ラスベガスに行って、日本国外に行って博打をするのは罪にならないということなんです。日本人が外国で博打を打って勝とうが負けようがそれは日本の国にとって痛くも痒くもないということなんです。だから罪にならないということなんです。
ではなぜ、オンラインカジノは罪になるのか。それは・・・日本の国のためにならないからだそうです。私はうまく説明できません。恐らくですが、法律の専門家の方でも誰もが納得できる説明をするのは難しいのではないかと思います。でも、法律で決まっているから罪になるんです。やってはいけないんです。オンラインカジノに手を出したら捕まってしまいます。罰せられます。
有名な野球選手やテレビでよく見るお笑い芸人の方もオンラインカジノをやったことがあるとか、日本国内では337万人がやっていてその掛け金は1兆2千4百億円にものぼるとか言われています(警察庁のサイトに載ってました)が、この方たちはその違法性を知らなかったのだと思います。でもこれは立派な犯罪で50万円以下の罰金刑を科せられます。私は警察庁とは全く関係ありませんし法律の専門家でもありません。ただのおじさんです。でも、やっぱりやってはいけないと決まっていることはやらないほうが良いと思います。はい。
◆おまけ
私、学生時代にパチンコにハマって朝から晩までパチンコをしていたことがあります(あ、ご存じの通りパチンコは違法ではありません)。博打とか賭け事と言うのは中毒性があるそうですので、一度ハマったらなかなかやめるのが難しいそうですよね。ではなんで私がパチンコをやめたかと言うと・・・よく覚えていません。就職したら忙しくてパチンコどころではなかったというのもありますし、そうこうしていると、パチンコ中毒が治まったのかもしれません。たぶんそうだと思います。中毒性のあるものは少しそのことに触れない期間を持つのもいいかもしれませんね。でも、「それができるようだったら苦労せんわ」と言われそうですね。うーん難しい・・・。
はい、今回はちょっともにょもにょした感じで終わってしまいました。まあ、たまにはいいでしょう。
それでは次回も乞うご期待です。さようなら。