みなさんこんにちは。
やってしまいました、ぎっくり腰。何気ない動作で、とてもそんなことにはならないだろうと思うような動作から本格的なぎっくり腰になってしまいました。本当に注意していても注意しきれないものですね。痛いというか、動けないというか動くと体に何かとんでもないことが起こりそうで怖くて動けないというか、兎に角、痛くて怖いですよね、ぎっくり腰。
◆ぎっくり腰
その日は朝から雨が降っていました。軽トラックで出かける家内の荷物が濡れてはいけないと、運転台の後ろにしばりつけてあったゴムシートを荷台にかけてあげることにしました。ゴムシートはくるくる巻にしてしばりつけてあります。それを取るために軽トラックの荷台に上がろうと、左足を荷台側面のアオリ板(荷台の3方を囲んである30㎝くらいの版)にかけて両手でアオリ板をつかんで「ヨイショ」と。
その瞬間、私の腰のあたりというか、左股関節のあたりというか、そのあたりに違和感を覚えました。ちょっと表現が難しいのですが、ぎっくり腰特有の、腰のあたりの「グキッと感」とか、「あ!」と叫んで力なくその場にへなへなとしゃがみ込んでしまうあれとか、「い、痛い・・」と思わず腰に手をあてがってしまうような痛みとか、そんな感じではなく違和感なんです。痛くないんです。力も入るし立っていられるんです。でも、なんか違和感があるんです。そして「あれ?これやばくない?ひょっとしてまたやってしまったかも・・」と感じさせる違和感なんです。言葉で説明しようとするとちょっと難しいです・・ぎっくり腰の経験者の方であれば分かっていただけると思うのですが、あの「ヤバさ」です。
その日はそのまま仕事に行って、競りをやって、競り落した魚をトラックに積んで、お客さんのところに配達に行ってと、腰に違和感がありながらもとりあえず普通に仕事をすることが出来ました。そう、とりあえずですが、普通っぽく動くことが出来ました。その晩、腰のあたりに鈍い痛みを感じたため、「念のため」と湿布薬を腰に貼って寝ました。翌朝いつものように、網代港で漁獲量と漁獲内容を確認するためにベッドから起き上がろうとしたら、「い、痛い・・」と起き上がれなくなっていました。
と、ここからはいつものぎっくり腰のようにトイレに行くのも、着替えをするのも、顔を洗うのも腰の痛みと戦いながら、恐る恐る、ゆっくりゆっくりでした。
私ぎっくり腰に関しては黒帯と言ってもいいくらいの達人です。本当に何回も経験していますので結構詳しいです(と思っています)。でも、念のためAIさんに聞いてみました。すると以下のようなことをことを教えてくれました。
「・ぎっくり腰は医学的には『急性腰痛症』と呼ばれ、重い物を持ち上げた瞬間だけでなく、くしゃみ・前かがみ・立ち上がりなど些細な動作でも発症します。欧米では『魔女の一撃』と呼ばれるほど突然の激痛が特徴です」ということでした。で、その主な原因は
「・筋肉の炎症・損傷:急な前屈やひねり動作で筋線維が傷つく。
・椎間板のトラブル:加齢や負荷で椎間板が飛び出し神経を刺激することも。
・姿勢不良・柔軟性低下:猫背や長時間同じ姿勢で筋肉が硬くなる。
・急な過負荷:重い物を急に持つ、体をひねる、朝の硬い筋肉で急に動くなど。
・筋力低下:体幹が弱いと、咳やくしゃみでも発症しやすい。」
だそうです。
そうなんです。私も今まで何回もぎっくり腰は経験していますので色々調べてきましたが、やっぱりこんな感じで書いてありました。「筋肉の炎症」、そうかもしれませんが今回の原因としてはイマイチしっくりきません。「椎間板のトラブル」、これは今まででもそうだったのですが、今回も違うと思います。今までは手術の必要性はなかったですし今回も時間が経てば治りそうですのでやっぱり違うと思います。「姿勢不良で柔軟性低下」、これはあるかもしれませんが、今回は瞬間的に罹ってしまいましたので、これもなんか違うと思います。「急な過負荷」、これは合っているかもしれません。「筋力低下」、これはちょっと違う気がします。今でも多少の重いものは持てますし、速さは別として飛んだり走ったりすることは出来ますので。
原因は「急な過負荷」ということは何となく分かりましたが、ではそのメカニズム、ぎっくり腰になる仕組みは何なのかがはっきりしません。もう一回AIさんに聞いてみましたみました。するとAIさんは、
「1. 腰まわりの筋肉・靭帯が限界ギリギリまで疲れている
2.椎間板に急な圧力がかかる
3. 脳が「これ以上動くと危険」と判断して筋肉をロックする」
で、
「疲労で硬くなった筋肉・靭帯 + 椎間板への急な負荷 + 脳の防御反応(筋スパズム)
この3つが重なって起こる『急性の腰のトラブル』です」
で、「治すためには安静に」とか「湿布薬を貼って痛みを取って」とか「コルセットとかを利用すればよい」ということでした。
まあ、そうなのだと思います。でもなんかちょっと嫌ですよね。この説明だと、ぎっくり腰になったら兎に角「痛みを抑えて安静にしていろ」「痛みに耐えて治るまで待て」と言うことですが、そんな暇な人はそうそういないと思います。私もそうですが、何とか早く動きたいですよね。
◆新説ぎっくり腰
と、色々考えているうちに、1年半ほど前ぎっくり腰に罹った時に診てもらった整形外科の先生の一言を思い出しました。その先生曰く、「ぎっくり腰というのは、仙骨(脊髄腰椎の下あたりにある三角形みたいな形をした骨)と腸骨(手を腰に当てると腰骨を感じるところにある骨盤で左右の一番大きな骨)の間にある仙腸関節というところに仙骨が、必要以上に腸骨側に入り込んでいるため起きた痛み」ということでした。何となくですが、私にはこの先生の言葉の方がしっくりきました。「筋肉が」とか「急な負荷が」かよりこの先生の言葉の方が分かりやすかったです。そしてこの先生の言葉通り仙骨が腸骨に入り込みすぎているのであれば、その入り込んだ仙骨を腸骨の外側へ出してやれば良いわけです。そうすれば痛みが去るのをじっと我慢していなくても良いわけです。
と書くと、「口で言うのは簡単だ」と言われそうですが・・・。いえ、それほど難しいことではありません。今回私はその先生がやってくれた施術を思い出しながら、自宅で奥さんの力を借りながらやってみました。すると、その瞬間は本当に信じられないくらい痛みが取れました。まあ、完璧に無くなったわけではありませんでしたが、「あれ?こんなに楽だったっけ?」という感じまで良くなります。本当に驚きでした。「やっぱりそうだったんだ、あの先生のいう通りだったんだ」と。
・・・「勿体ぶってないで早く教えろ」という声が聞こえてきそうですので、私が先生にやってもらったことを思い出しながら、奥さんの力を借りながらやったことを書きますね。
・まず横になって奥さんに足を引っ張ってもらいます。女性は力がありませんので大変ですが、太ももに手を回して反対の手でがっちりと持って後ろ側に体重をかけてもらいます。そうですね、10秒から15秒くらいでしょうか。これを両足やってもらいます。
・次に仰向けのまま片方の足を直角に曲げて上に向けます。その足を内側に捻じります、足だけでなく足と腰、腰ごとという感じです。でも上体はそのままです。腰ごと捻じります。要はストレッチです。それを片側10秒から15秒くらいです。これを左右やります。私はこれを3セットくらいずつやりました。
そうしたら、多少痛みは残りますが結構サッサと歩けるようになります。先生に施術をしてもらった時ほどの効果はなかったかもしれませんが、動けるようにはなりました。このときも「オー、やったー!」と結構嬉しかったです。
このストレッチではぎっくり腰を瞬間的に完治させることは出来ませんが、都度都度やっていると動けますし仕事もできます。そして徐々にですが普通の体に戻っていくのがわかります。顔を洗う時の腰の曲がり方が日に日に深くなっていくのが分かるんです。これも結構感動もんです。最初は「うー・・」と唸りながら洗面台に片手をついてもう片方の手で顔を洗っていたのが、片手をつかなくても1日ごとに腰が深く曲がるようになってくるんです。毎日が嬉しかったですよ。
ということで、みなさんも新しいぎっくり腰のメカニズムを理解したうえで、万が一ぎっくり腰になったらこのストレッチを試して見られたら良いかもしれません。あ、ただ、何かあっても私には責任は取れません。あくまで自己責任でお願いします。
はい、それでは次回も乞うご期待です。さようなら。