みなさんこんにちは。
頑張りましたねサッカー日本 サムライブルー。1次リーグ突破でも凄いと思うのですが、それだけでなく、決勝トーナメントではこれまで優勝6回のブラジルと対戦して一歩も引けを取らない戦いっぷり。素晴らしかったです。試合は1対2の僅差で惜しくも敗れてしまいましたが、観ていてもブラジルという強豪相手に互角か、あるシーンではひょっとするとそれ以上と思わせる場面もあり、とても見応えがありました。
何といっても、前半の中盤を過ぎたあたりでしょうか、それまでブラジルの攻撃に守備を固めて耐えていたところに、佐野選手がブラジルボールを奪ったかと思うと物凄いスピードでブラジル側のコートに走りこんで行って、体勢を崩しながらキック一閃。ボールはブラジル守備陣をスルスルっとすり抜けて、ゴールキーパーの右手中指よりも少しだけ先を通ってゴールネットを揺らしていました。私、これを見た瞬間「え!凄!日本が普通に格好いいゴールを決めた!凄い!」と叫んでしまいました(心の中で)。
私のイメージが古いのかもしれませんが、サッカーのゴールというのは、コーナーキックを味方も敵も入り乱れているところに蹴りこんでそこでみんながそのボールをヘディングしようと飛び上がってその中で一番高く飛んだ選手の頭にあたってゴールに入るイメージを持っていました。これセットプレーというそうですが、そのセットプレーで大半のゴールが決まると思っていました。勿論中には今回の佐野選手のように自身がドリブルからシュートというのもあることは知っていましたが、正直に日本の選手がそれをやったのを観たことがありませんでした(私が知らないだけかもしれません。間違っていたらごめんなさい)。ですのでこのシーンを見た瞬間「え!凄!日本が普通に格好いいゴールを決めた!凄い!」だったのです。
まあ、試合は敗れてしまいましたが、このシーンがあったおかげで、まあ全体的にも互角に戦っていたということもありますが、次回にとても期待できると感じさせてくれました。サムライブルーのみなさん、ありがとうございました。
◆山火事の話
ちょっと話は変わりますが、少し前(6月19日)に東京都北区の小学校で火事がありました。校舎4階の音楽室から出火して児童と教職員合わせて10人が怪我をしたあの事件です。ニュース番組やワイドショーで何度も流れていますので観た方も多いと思います。もくもくと黒煙が上がる窓の下のひさし部分にみんなで固まって耐えている姿は観ていて胸が締め付けられる思いがしました。頭のすぐ上の窓からは真っ黒な煙が出ていて、火も見えました。辛かったと思います。怖かったと思います。でも被害者が出なくて本当に良かったと思います。
この火事の原因は、音楽担当の先生がこの出火場所で電気ストーブを使って洗濯物を干していた時に洗濯物が電気ストーブの熱で発火したことによるそうです。この先生、日常的に自分の衣類を学校の家庭科室で洗濯して、音楽室横の音楽準備室で干していたそうです。まったく意味が分かりません。今回も含めなんで私的な洗濯を学校でやってきていたのでしょうか。電気ストーブや風を送るサーキュレーターは自分で持ち込んだそうですが、なんでそこまでやって学校で洗濯する必要があるのでしょうか?自分の家でやれば良いのに。しかもこの先生副校長だそうです。そんな地位も立場も責任もある人がなんでこんなことをやったのでしょうか。全く理解できません。
ところでみなさん、「失火法」という法律をご存じでしょうか。これは、火災が発生した際に出火元の損害賠償責任を定めた法律で、重大な過失がなければ、出火元は損害賠償の責任を負わないことが定められています。例えば、Aさんが誤って火事をだしてしまい、それが隣のBさんの家に燃え移ってしまってもAさんはBさんに対して損害賠償責任は負わないというものです。ただしAさんに重大な過失、例えば、蜘蛛の巣をバーナーで焼いていて、それが原因で出火ということであればAさんは損害賠償責任を負うということになります。今回の小学校の火事は重大な過失なのでしょうか、それとも単なる過失なのでしょうか。これも含めて今後注目されますね。
火事と言えば、最近全国で山火事が相次ぎました。学校や住宅の火事ではなく山で起きた火事です。岩手県大槌町の大規模火災をはじめ、各地で林野火災が発生し、多くの方が不安な日々を過ごされたと思います。私自身もニュースで山火事の映像を観るたびに何とも言えない気持ちになりました。
山火事というのは、住宅火災とはまったく別の世界の出来事です。失火法はあくまで「建物からの失火」に限定された民事上の特別ルールで、山林火災には適用されません。山火事は森林法や消防法、刑法、民法が複雑に絡む“総合災害”として扱われ、責任の重さも桁違いです。火事を起こした犯人が見つかれば罪を問われます。
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私がどうしても納得できないのは、山火事の多くが「原因不明」のまま終わってしまうことです。火元が山中で証拠が残らない、くすぶり火災で発火が遅れる、目撃者がいない、風で火の粉が飛ぶなど確かに捜査が難しい事情はあります。でも私は思うのです。本人は分かっているはずだ、と。「あの日、あの時間、あの山にいた」、「タバコを吸った、ポイ捨てをした」、「焚き火をした。火の始末を怠った」・・・。
こうした行為をした当事者は、自分が原因かもしれないという自覚がどこかにあると思うのです。それでも名乗り出ない。名乗り出れば、刑事責任も民事責任も重くのしかかる。だから、山火事の恐怖、責任を追及される恐怖から目をそらし、「自分ではない」と思い込もうとする。人間の弱さと言えばそれまでですが、その弱さが次の山火事を生むのだと思うと、悔しくて、悲しくて、居たたまれない気持ちになります。
山火事の原因の多くは人為的です。タバコのポイ捨て、焚き火の放置、野焼きの油断。こうした行為が、町を焼き、自然を焼き、人の命さえ奪うことがあるのです。にもかかわらず、犯人が特定されず、罰も与えられず、ただ「原因不明」で終わってしまう。これでは、危険な行為はなくなりません。
そして、山火事の恐ろしさは日本だけの話ではありません。
アメリカ・ロサンゼルスでは、乾燥と強風が重なると一気に火が広がり、数千棟の住宅が焼け落ち、数十万人が避難を余儀なくされることがあります。火の勢いが強すぎて、消防車が近づけず、ヘリコプターでの消火も追いつかない。あの大都市が、たった一本の火種で壊れてしまうのです。
ハワイ・マウイ島の火災では、街全体が炎に包まれ、逃げ遅れた多くの方が命を落としました。観光地として知られる美しい街が、一晩で灰になってしまいました。あの火災も、強風と乾燥、そして人為的な火の扱いが重なったと言われています。
日本でも、岩手県大槌町のほか、山形県南陽市や岡山県南区などで大規模な山火事が発生しました。いずれも乾燥と強風が重なり、あっという間に山全体へと燃え広がりました。山火事は、ひとたび条件が揃うと、どこの国でも、どんな地域でも、同じように大災害になってしまうのだと痛感します。
私は、山火事を減らすためには、罪をより重くしてとか厳罰に処してとかよりも“摘発される確率”を上げることが必要なのではないかと思います。例えば、監視体制の強化、捜査技術の向上、火気使用の規制、そして「名乗り出やすい仕組み」これらを、それぞれ単独ではなく全体的に総合的に社会全体で取り組んでいくとかです。そうしなければ山火事はこれからも繰り返されてしまうのではないかと思います。いや、繰り返されてはいけないのですが。
火事は一瞬で家を焼き、車を焼き、財産を焼き、そして時には命まで奪ってしまう恐ろしいものです。タバコの一本、焚き火の火の粉、たったそれだけで人生が変わってしまうことがあります。だからこそ、本当に注意して、細心の注意を払って山では火を使うべきだと思います。
はい、今回は山火事の話でした。それでは次回も乞うご期待です。さようなら。